子どもに文字や数字を覚えさせるのも大変なことですが、左右を覚えさせることに意外と苦労している親も多いのではないでしょうか。「箸を持つほうが右、茶碗を持つほうが左」なんてやり方もありましたが、じゃあ左利きの人はどうするの……と思う人もいると思います。

しかし、そんな悩みとも今日でおさらば。ツイッターでは素晴らしいアイディアで左右を覚えさせることに成功した、みのむしまろさん(@minomushimaro)の投稿が話題になっています。それがこちらの写真です。

今までで一番左右が伝わってる気がする (@minomushimaroより引用)

これは斬新。任天堂の人気ゲーム機『Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)』のコントローラーを上履きに描くというアイデアでした。機種にもよるのですが、Nintendo Switchのコントローラーは左が青、右が赤。子どもからするといつも握っているコントローラーなので、とっても覚えやすいというわけです。

ちなみにこちらは、みのむしまろさんの5歳の息子さんの上履き。今まではワニの頭と尻尾を左右に分けて書いていたそうなのですが、上履きを新しくする際にコントローラーにするか聞いたところ、息子さんは大喜びだったそうです。

また、息子さんはひらがなが読めるそうで、ついでに「左=L」「右=R」であることも覚えてもらおうと、ひらがなを添えたとのこと。お母さんのアイデアと愛情が詰まった上履きというわけですね。

この投稿を見た人たちからは、「素晴らしいッ!」「天才!」「発想の勝利」「グッドアイデア賞受賞ですね」「利き手の左右も関係なく、子どもが完全にイメージできる最強の答え…」と賞賛の嵐。

また、「小3の息子に、ピッタリの表記が見つかったw」「真似させていただきます」と、多くの人の悩みも解決していました。

さて、皆さんは子どもの頃、どのように左右を覚えましたか?きっと多くの人が、「お箸を持つほうが右、お茶碗が左」と習ったのでは?みのむしまろさん自身もそう教わったそうなのですが、左利きだったために、よくわからなかったのだとか…。

確かに、世の中には左利きの人もいますよね。しかし、社会には右利きを前提とされていることが多く、私たちの知らないところで左利きの人が苦労していることに、改めて気付かされました。

最後に、今回の投稿が話題になったことについて感想をうかがったところ、「みんながスイッチを持っているわけではないけれど、その子に合った左右がきっとあると思います。子供のころの左右がわからなくて困った自分が少し救われた思いがしています」と話していました。

利き手ももそれぞれ、好きなこともそれぞれ。ひとり一人の「特徴」や「好き」に合わせた育児、みなさんも参考にしてみてくださいね。