Insight Techはこのほど、「コロナ禍における年末年始」に関する調査結果を発表した。同調査は11月1日、「不満買取センター」男女ユーザー3,458人を対象に、インターネットで実施された。
年末年始に帰省するか尋ねたところ、全体の42.2%が「帰省する」と回答した。帰省すると答えた人を年代別に見ると、20代以下が57.7%、30代が48.2%、40代が35.5%、50代が30.1%、60代以上が24.6%だった。「帰省する/する予定」の割合が高い年代は30代だった。
新型コロナウイルスの感染対策として、政府が呼びかける「1月11日までの休暇延長について賛成かどうか」尋ねると、「賛成」と回答したのは全体の31.2%だった。性別で見ると、男性では37.8%、女性では30.0%が「賛成」と答えている。
コロナ禍でのお正月であることをふまえ、初詣のタイミングをずらすか考えているか尋ねると、男女ともに40%以上が「1月前半」にずらして行くと回答した。「元旦に初詣に行く」という回答は、男性の方が女性よりも10%以上高い。女性は「元旦」よりも「1月半ば」「1月後半」の割合が高く、男性よりも時期をずらして行くことを予定していることがわかった。
今年の年末年始への不満や懸念点を尋ねたところ、「コロナの関係で初詣やバーゲンに行けなくなるのが残念」「初詣は確実に密になるから、初詣禁止にした方がいい」「医療現場の混乱を防ぐためにも、不要不急の移動は自粛すべき」といった声が寄せられた。
政府や地方行政にお願いしたいことを聞くと、コロナの影響により収入が減り家計が苦しくなっているため「平等な給付金を再び実施して欲しい」という声が目立った。そのほかの意見としては、「ワクチンをいちはやく接種できるようにしてほしい」「PCR検査をもっと安く広めてほしい」「ばらまき政策はいい加減やめてほしい」などだった。