今作が、初のゴールデン・プライム帯連ドラレギュラーで、「自分でもすごく頑張りたいなと思うんですけど、周りの方たちの反響がすごく大きくて、それを受けて改めて初めての挑戦をしてるんだなという感覚ですね」と、気が引き締まるそう。

昨年末には「報知映画賞」で新人賞に輝き、今年は『SUITS/スーツ2』(フジテレビ)で月9初出演、『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(MBS)で連ドラ主演、そして今回のGP帯連ドラ初レギュラーと、女優として着実にキャリアを積み重ねている。

「去年は映画の公開が多くて、今年はドラマに出させてもらうことが多くて、1年ごとに違う挑戦ができているというのが、本当にありがたいなと思います。それに、ドラマは直で反応があるので、そういう経験も面白いなと思いながら仕事に臨んでいます」と充実の様子だ。

女優として思い描いていた道を進めているのか――その実感を聞いてみると、「自分の性格として、『こういう風にしよう』というイメージは、あんまり作らないほうがいいなと思ってるんです」と回答。

「どんな役と出会うか分からないし、年初に目標を決めても半年たったら環境や自分自身の感覚が変わることもあるので、わりと“今”という気持ちで生きるようにしています」と、その時々での出会いを大切にしていることを明かしてくれた。

●玉城ティナ
1997年生まれ、沖縄県出身。「ミス iD2013」で初代グランプリに輝き、14歳で講談社『ViVi』の最年少専属モデルとなる。14年、ドラマneo『ダークシステム 恋の王座決定戦』のヒロインで女優デビュー。その後、『PとJK』『暗黒女子』『私にXX しなさい!』などの映画、『ドルメンX』『そして、ユリコは一人になった』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』などのドラマに出演。映画『Diner ダイナー』『惡の華』で、第44回報知映画賞新人賞を受賞した。