俳優の森山未來(36)が、6日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜21:55~)にゲスト出演し、約15年前に携帯電話を持たなくなったきっかけについて語った。

森山未來

森山未來

27日公開の映画『アンダードッグ』の宣伝を兼ねて出演した森山。進行役の坂上忍が、「聞くところによると、どうやら携帯電話を持ってないらしい」と報告すると周囲から驚きの声が上がり、松本人志も「そういうイメージの事務所の戦略でしょ? いまだにそれはさすがに。ちょっと事務所やりすぎたな」と指摘して笑いを誘った。

森山は苦笑しながら事実と認め、「もとからあまり携帯に出たがらないから、携帯しててもあまりコミュニケーションがとれない。そんな持ち方をしてたんですけど、19歳か20歳ぐらいのある日、暇で麻雀か何かのゲームをしてて、気づいたら夕暮れになっていたんですよ。もうやめようと思ってそれで」と明かした。

マネージャーへの連絡などは公衆電話を利用し、必要な電話番号は記憶。仕事関連などはPCのメールを通じてやりとりしているため、PCは常に持ち歩いているという。

食事の誘いもPCメールで受けているが、「つかまらない人間だと諦められているところもある」と自身を客観視する森山。時計や財布も持たないようで、「時間分からずに行動していると、時間に対してはある程度は敏感になります」「手ぶらですぐに海に飛び込める感じでいたい」と話し、松本らを再び驚かせていた。