逆境から這い上がるために、やる気や根性を奮い立たせる「ハングリー精神」。ハングリー精神が強い人は、ここぞという場面で高い能力を発揮できるため、ビジネスシーンでは多くの場面で活躍することでしょう。

本記事では、ハングリー精神がある人の特徴やハングリー精神を鍛えるための方法、およびハングリー精神を持つことによる意外なデメリットを紹介します。

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    ハングリー精神がある方の特徴について学んでいきましょう

ハングリー精神がある人の特徴

ハングリー精神を持っている人は、常にその能力を発揮しているわけではないため、見分けることが難しい場合もあります。ここからは、ハングリー精神を持っている人に見られる特徴をご紹介していきます。

ハングリー精神を持つ人には以下の特徴があります。

  1. 向上心がある
  2. 経験と実績を積み上げ続ける
  3. 負けず嫌い
  4. こだわりが強い

以下、順に説明します。

1. 向上心がある

ハングリー精神がある人は、常に高い目標を設定し、達成するための努力を惜しみません。時に、自分の限界に挑戦してさらに成長するために、周囲からすると「目標設定が高すぎるのでは? 」と思われることもあるでしょう。

2. 経験と実績を積み上げ続ける

ハングリー精神がある人は、失敗を恐れません。積み上げてきた経験と実績を活かし、しつこく挑戦を続けます。もちろん失敗をすることもありますが、それでも心を折ることなく、挑戦を続けることができます。

3. 負けず嫌い

ハングリー精神がある人は勝負へのこだわりが強く、「スポーツの大会で優勝する」「テストで1番になる」「高収入を得る」などといった、他人との競争で手を抜きません。一度目標を決めたら、その目標を実現するために最大限の努力をします。

4. こだわりがある

ハングリー精神の強い人は、物事に取り組む際に、非常に細部までこだわりを持ち、突き詰めます。そのため、目標を達成するために、一心不乱となることも多く、周囲が驚くほどの努力を積み重ねることもあります。

ハングリー精神の鍛え方を紹介

ビジネスシーンで役立つハングリー精神ですが、「ハングリー精神を持っていない」と感じる人でも、上を目指す姿勢を持ったり、ライバルを見つけたりすることで、ハングリー精神を鍛えることができます。

もちろん、いきなり高い目標を設定し、達成することは難しいでしょう。そのため、まずは簡単な目標から始め、それを達成したら少し上の目標を設定する……といったように、徐々に設定を高くしていくことをおすすめします。

また、1人で設定した目標をコツコツと達成していっても、達成感や充実感が得られにくいです。そのため、目標に合わせてライバルとなるような人を誰かひとり設定しましょう。そうすると、「ライバルに勝ちたい」という競争心を持てるようになります。

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    ハングリー精神の鍛え方

ハングリー精神を持つことによるデメリット

ハングリー精神を持つことによるデメリットも考えられます。内容は以下の通り。

  • 孤立する : ハングリー精神が強すぎる場合、そのこだわりを自分だけではなく、周囲にまで求めてしまう可能性があります。強いこだわりを押し付けてしまうと、周囲からの信用を得られなくなり、孤立してしまう可能性があります

  • 心が安らがない : ハングリー精神を持つ人は、どれだけ目標を達成したり、成長・努力を実感したりしても、そこから「さらに成長したい」と感じるため、心を休める暇がありません。どれだけ努力しても満足できず、常に緊張感を持って行動してしまいます

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    ハングリー精神のデメリットを理解しよう

ハングリー精神と上手く付き合おう

以上、ハングリー精神がある方の特徴や、ハングリー精神を鍛える方法についてご紹介してきました。ハングリー精神は、仕事で役立つ点が多くあります。

しかし、デメリットになってしまうこともあるため、その点もしっかりと把握し、注意しながらハングリー精神を活用しましょう。