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【この記事のエキスパート】
妊娠・出産・育児相談の専門家:助産師ナキ
病院勤務時代に関わった母子は5000人以上。
自身の妊娠・自宅出産・育児経験から「信頼性の高い、医学的根拠(エビデンス)に基づいた情報」の提供をモットーに、出張助産師として活動。訪問母乳ケア、妊娠初期〜出産中・産後すべての期間に対応可能な骨盤軸整体、オンライン育児相談などを行っている。
海外での勤務経験から、日本には無い世界中の育児用品を試すのが趣味。
医学出版社にて、医学看護書籍の編集や記事の執筆、動画コンテンツ制作なども行なっている。
妊娠・出産・育児相談の専門家である助産師ナキさんへの取材をもとに、赤ちゃんカバーオールのおすすめ商品と選び方をご紹介。カバーオールとは、上下ひとつになった形のベビー服。お正月の袴やイベント用、人気メーカーの商品も厳選! 通販サイトの人気ランキングのリンクもあります。
赤ちゃんのふだん着におすすめ!
カバーオールとは?
カバーオールとは上下が一体化している、つなぎタイプの服をさします。ロンパースや上半身の一部を隠すオーバーオールと違い、下半身もしっかり覆うことができるのが特徴です。赤ちゃんは、体温調節機能が未熟です。カバーオールのメリットは、上下つながっていることで保温性が高く、お腹部分がはだけて出てしまう心配がないこと。
また、赤ちゃんは大人のように自分で服を整えることができないので、激しく動いても衣服がみだれないカバーオールを着用しておけば安心ですね。スナップボタン式やファスナー式なら、オムツ替えやお着替えもしやすいですよ。ご家庭で洗濯もできるので、洗い替え用に何着かそろえておくと便利です。
新生児に合うタイプ、冬の防寒対策などをチェック!
カバーオールの選び方
ではさっそく、カバーオールの選び方についてタイプ・機能などを含めて解説していきます。ポイントをつかみ赤ちゃんの発達に応じて、着心地がいいカバーオールを選びましょう。
タイプは月齢・用途によってチョイス
カバーオールには、月齢・発達・用途に応じて3つのタイプがあります。
タイプによって使い勝手も異なるので、それぞれの特徴についてご紹介。赤ちゃんにとって、着心地がいいものを選んであげましょう。
新生児にも! ベビードレスにもなる2WAYタイプ
カバーオールっていつから着られるの? と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。実は、新生児から着られるタイプのものも販売されています。
2WAYタイプのカバーオールは前開きのスナップボタンに工夫がされており、スカート状とズボン状の2種類(ドレスとカバーオール)の着用方法ができます。
眠っていることのほうが多い新生児時期はかんたんにおむつ替えができるドレスタイプ、手足を活発に動かしはじめたらズボンタイプと使いわけることができるのが魅力的。長く使えるので経済的でたいへん重宝します。
動きが活発になるころからはズボンタイプを
2WAYタイプのようなスナップボタンのつけ替えができず、はじめからズボン式になっているタイプです。服がはだけないので、手足を活発に動かしはじめる生後3カ月からの赤ちゃんにぴったりのタイプ。
寝返りやハイハイができるようになっても、まだまだおむつ替えの回数は多いので、股の部分が大きく開くこのタイプは便利ですよ。歩けるようになるまでは、上下別の洋服よりズボンタイプのカバーオールのほうがパパやママもらくにおむつ替えができるでしょう。
冬場の防寒にはズボンの足つきタイプが活躍
つま先までスッポリ包み込むことができるタイプ。生後4カ月あたりから手足の動きが活発になり、冷えないように……と思って履かせた靴下がかんたんに脱げてしまうことも。脱げるたびに履かせてもよいですが、それが毎日となると案外めんどうです。
足先まで包み込むタイプならパパやママの負担が減るだけでなく、保温効果も高いので安心ですよ。寒い季節の外出時にも重宝します。足の部分を開けておけば、あたたかい室内でも使用できるのがポイントです。
袖のタイプや素材は季節にあわせて
カバーオールには半袖・長袖タイプがあるため、体温調節機能が未熟な赤ちゃんでも、季節に合わせて使いわけることが可能です。
夏ならコットン・ガーゼ・しじら綿、冬ならキルト・フリース・ベロア素材など、季節ごとで選ぶべき素材は異なります。また、とくに敏感肌の赤ちゃんにはオーガニックのものが肌にやさしくおすすめです。
毎日使うものは着替えやすさも重視
小さな子どもの育児をするママにとって、1日の大半は赤ちゃんのオムツ替えや着替えといっても過言でないほど、その回数は多いですね。そのため着脱のしやすさは重要なポイントです。ボタンの数が多いものや、ボタンサイズが小さいものは不便なので、適度なものを選びましょう。
服にあしらわれた飾りなどは、ハイハイや寝返りにジャマになることもあります。自宅で日常的に使うものは、赤ちゃんの快適さを重視したほうがよいでしょう。
洗濯機対応などお手入れのしやすいものを
赤ちゃんも大人と同じように当然毎日着替えますが、ミルクやおしっこなどで大人以上に汚れてしまうものです。そのため、お着替えと洗濯の回数が多くなってしまいます。
綿やフリースなど、乾きやすい素材を選ぶと便利です。汚れが目立ちにくいという理由から、色柄ものを選ぶのもひとつですよ。
デザインも豊富! プレゼントにもおすすめ
この時期だけの赤ちゃん特有のかわいらしさを洋服でまとえるのは、カバーオールの魅力のひとつ。最近ではコスプレのようなものからフォーマルで着用できるものまで、さまざまなデザインのものが販売されています。
こういったものは、自分ではなかなか買えないので、出産祝いなどにプレゼントするとよろこばれるでしょう。お出かけや誕生日などの、特別なイベントの日に着せるのもかわいいですね。
妊娠・出産・育児相談の専門家からアドバイス
赤ちゃんのサイズに合ったものを選びましょう
【エキスパートのコメント】
カバーオールは新生児から着せることができ、コーディネートの必要がなく機能的なため重宝するアイテム。
身体に合っていない小さすぎるサイズは、赤ちゃんの股関節の動きをさまたげ、股関節脱臼を引き起こすひとつの誘因となる可能性があります。赤ちゃんの足の動きが制限されないサイズを選んであげましょう。