自宅でのテレワークが当たり前になってきた最近のビジネスシーン。出社をしないことによるメリットもあるものの、自宅にいるとついついベッドにゴロンとしてしまったり、テレビを見てしまったりおやつを食べたり……と集中力が散漫になってしまいがち。今回は、そんなビジネスマンにもってこいな、東急ステイ「プライベートテレワークルーム」をご紹介。実際にガッツリ利用して仕事してみた。

  • デスクに向かってひたすら集中して仕事ができる

ホテルの一室で快適テレワークを体験!

「プライベートテレワークルーム」は、東急リゾーツ&ステイが全国で開発運営する滞在型ホテル「東急ステイ」の一部店舗にて、コロナ禍でのテレワーク導入企業の増加や、感染拡大のリスク回避、より快適なテレワーク環境を求めるニーズに対応するために2020年7月から販売開始したプラン。通常宿泊用の客室からベッドを撤去して、客室内を仕事に集中できる環境に特化させたものだ。PC業務やリモート会議などを円滑に行えるWi-Fi環境が整っているのはもちろん、疲れたらデスクから離れてソファーに腰掛けて気分転換できるためオンオフの切り替えがしやすいのがポイント。自宅だとどうも気分が乗らないという人や、リモート会議、商談中に子どもが部屋に入ってきてしまう可能性があるなどして気になる人にも申し分のない環境となっている。

今回、「東急ステイ四谷」で「プライベートテレワークルーム」を午前9時から午後6時まで体験利用させてもらったのだが、まず部屋に入って思ったのが、その広さ。シングルルームながら広々としており、さらにそこからベッドが撤去されているため、かなり広いリビングにいる感じだ。

  • もともと広い上にベッドがない分、とても広々快適空間

もともと「東急ステイ」は中長期滞在にも適した設備が充実しており、電子レンジやミニキッチン付きの部屋も用意されているため、コンビニなどで買っておいた食事を温めて食べたりすることで外出時間を作ることなく部屋の中で業務に集中できるのがいい。さらに、なぜかバランスボールが置かれていた。これは東急不動産グループ企業の東急スポーツオアシスから提供されているそうで、仕事中に簡単なエクササイズで気分をリフレッシュさせてほしいということのようだ(「東急ステイ四谷」と「東急ステイ銀座」のみ)。

  • ミニ・キッチンがついているのでちょっとした料理もできる

  • バランスボールはあると使いたくなる! リフレッシュするのに最適

  • 洗濯乾燥機は長期滞在するときにとても便利

筆者も黙々とデスクに向かいつつ、たまにバランスボールに乗ってみたりソファでリラックスしてみたり、気分転換しながら、この日のうちに仕上げなければいけない資料を無事完成させることができた! 自宅とは違った環境で、集中して仕事をすることができたので、とても作業能率が上がっていた気がする。また、シンプルな部屋なのでリモート会議や面談にも最適だと思う。筆者は大事なリモートインタビューがあるときに使用してみたいと思った。

  • PCを持ってソファに移動して気分転換

「プライベートテレワークルーム」利用プランの価格は、1名税・サービス料別3,000円より。ほぼ就業時間と同じぐらいの時間帯に広々とした空間を利用できてこの価格はかなりリーズナブルだ(利用可能期間、時間は店舗により異なるので要確認)。店舗の多くは駅から近い立地にあるので、行き来するのもストレスがないのも◎。

また、東京エリア以外に、北海道、近畿エリアの一部店舗も対象に実施しており、休暇を兼ねてリモートワークを行うワーケーションとして利用するのにも最適。そのため各種プランには、日中の客室利用のみのデイユースプランだけでなく、アーリーチェックインプランなども一部用意されている。さらに、ワーケーション推進をサポートすべく「1か月連泊プラン」もスタート(※同プランの予約は「goodroomホテルステイ」公式WEBサイトにて受付け)。洗濯乾燥機やズボンプレッサーも部屋にあるので、長期滞在するときにはとても便利でありがたい。「東急ステイ」なら今の自分の働き方に最適なプランがみつかるはずなので、まずはオフィシャル・ウェブサイトをチェックしてみよう。

●information
東急ステイ「プライベートテレワークルーム」
【対象店舗】
東京エリア:「東急ステイ銀座」、「東急ステイ四谷」、「東急ステイ渋谷 新南口」、「東急ステイ日本橋」、「東急ステイ高輪(泉岳寺駅前)」、「東急ステイ門前仲町」、「東急ステイ新宿」「東急ステイ青山プレミア」、「東急ステイ築地」
北海道エリア:「東急ステイ札幌大通」
近畿エリア:「東急ステイ大阪本町」
※詳細は「東急ステイ」オフィシャル・ウェブサイトまで。