シルバーウィークとなる秋の彼岸。暑さ寒さも彼岸までといわれますように、季節の移り変わりを肌で感じるようになりました。今回は開運できる秋の彼岸と社日の過ごし方です。
2020年彼岸はいつ?
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開運できる秋の彼岸と社日の過ごし方
彼岸には春の彼岸と秋の彼岸がります。彼岸は、祝日となる春分、秋分を中日として前後3日あり、合わせて7日間あります。
2020年春の彼岸は、彼岸入りが3月17日、中日3月20日(春分の日)、彼岸明けは3月23日です。
2020年秋の彼岸は、彼岸入りが9月19日、中日9月22日(秋分の日)、彼岸明けは9月25日です。
そもそも彼岸とは何?
仏教思想では彼岸とは川を挟んだ向こう側に広がる悟りの世界、つまりご先祖様が住むあの世をいいます。そして私たちが住む煩悩や迷いに満ちたこの世を此岸(しがん)といいます。彼岸は西に、此岸は東に位置するとされます。彼岸の頃になると、太陽は真東から昇り、真西に沈むようになります。日本古来の先祖への信仰と仏教思想が合わさって、彼岸の時期は彼岸と此岸が通じやすく、お墓参りをするのにいい日とされるようになりました。
彼岸のお供え物といえば、おはぎですね。小豆は邪気を祓う強いパワーがあるとされます。おはぎは、災いを未然に防ぐことができるラッキーフードです。お供えを下げたあとは、美味しくいただきパワーを取りこみましょう。
土をいじると運気がダウンする日がある?!
春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日を「社日(しゃにち)」といいます。2020年秋の社日9月22日です。この「社」とは土のことを指しています。春は田植えの時期にあたり豊作を祈願し、秋は稲の収穫を感謝する時期にあたります。多くの恵みをもたらしてくれる土の神様を尊び感謝して、土をいじらないことがいいとされています。ガーデニングなど土を触ることは控えましょう。
また、土の神様は、産土神(うぶすなかみ)ともいわれていますので、自分が生まれた地域の神社があれば、お参りするといいでしょう。
いかがでしょうか。真っ赤に咲く、彼岸花も風情がありますね。気は巡るもの。故人を偲び、ご先祖様を敬う静かな時間を作り、豊かな気が巡ってくるよう感謝の気持ちを持ちましょう。
