NHKのドラマ『太陽の子』(8月15日放送)が、ギャラクシー賞のテレビ部門8月度月間賞を受賞した。

  • (左から)柳楽優弥、有村架純、三浦春馬さん

同賞では「核物理学者たちが『お国のため』という大義名分ではなく、核分裂によって発生する美しい光に魅せられたり、教授の語る夢に感化されながら核開発に邁進していくのがリアルで恐ろしかった。純朴さと狂気を併せ持った主人公を演じる柳楽優弥の演技力、対照的な三浦春馬の端正さと有村架純の強さ、田中裕子のすごみも素晴らしかった」と講評した。

『太陽の子』は、テレビドラマ版とは異なった視点で描かれる映画が、来年公開されることが決定。柳楽優弥、有村架純、三浦春馬さんが共演する。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。8月度はほかにも、『有吉の世界同時中継~今そっちってどうなってますか?~』(テレビ東京、8月13日放送)、『報道特集 戦争と感染症(2)「戦争が広げた2つの熱病」』(TBS、8月15日放送)、『NHKスペシャル「忘れられた戦後補償」』(NHK、8月15日放送)が受賞している。