「この子のために、いい母親でありたい」。初めて我が子を抱きしめた時、そう誓った人も多いはず。でも現実は思い通りにはいきません。 今回は、そんな「完璧な母親」を目指して頑張っている人に、ある投稿をご紹介します。

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それが、男女双子の育児に奮闘中のきのきのさん(@KinokinoTwins)が投稿したこちらのツイートです。

何回も言うけど、超頑張って家事育児の完璧な母になった所で、将来息子がお嫁さんに「なんで出来ないん?」って素で言ったり、娘が「お母さんみたいになれない」と本気で悩んだり、結婚せずとも「これが一般の母の姿」と語りだしたらこの世の終わりなので、"まぁいいや"を大事に生活してる。(@KinokinoTwinsより引用)

このツイートを見た人からは、「なんだか心が軽くなる」「なんかホッとしました」「ちょっと気が楽になりました。家事も育児もなんとかやっていけそう」といった感謝の声とともに、共感の声も多数寄せられています。

「母親だって人間なんですからダメなところだってあるんです! 子どもにそんな姿を見せるのも子育ての一環だと私は思います」

「母が完璧にやりすぎると子や旦那はそれが当たり前になり、自分でやらなくなりますよね。だから私も手を抜くことに罪悪感を感じるのはやめることにしました! 」

「母は何でもできるのに私はポンコツです。将来息子が嫁さんもらったら、私よりポンコツはそうそう見つからないと思うので、俺の嫁何でもできるすごいってなると思います(笑)」

「うちの母もやることはやるけど手を抜くところは抜いて『それで死んだ奴はいない』が口癖です(笑)おかげ? で自分も『死なない程度でいいや』って思ってます」


きのきのさんに「家事育児のなかで『まぁいいや』と思うときはどんなときですか? 」と聞いてみたところ、「笑って泣いて怒って、たくさん甘えてくる子どもを見てると、私はこれ以上無理して頑張らなくても別にいいんじゃない? と思うようになりました」とのこと。

そんなきのきのさんの「まぁいいや」の家事育児ぶりはというと、「惣菜もよく買いますし、冷凍食品もレトルトも活用しますし、手作りにこだわってません」と堂々の手抜き? 宣言! また、育児では「状況によっては夕飯パン食べたり、せんべいと一緒にお風呂に入ったりしましたし、トイトレも頑張ってません」と、とにかく“頑張りすぎないこと”をモットーにしているようです。

このお話を聞いて、筆者自身、自分の育児体験を思い出しました。なかなかおむつが外れない息子のトイトレ、「ま、いっか。いつかは外れるんだから」と思えるようになるまで、泣いたり怒ったり笑ったり、結構時間かかったなーと。

お惣菜だって、誰かが愛情込めて作ってくれたもの。冷凍食品だってレトルトだって、メーカーがおいしく食べられるように研究して作ってくれたんだから、それでもいいですよね。

最後に、今回のツイートが大きな反響を生んでいることについて聞くと、「こんなに反響があったことは正直驚いています。いろいろ苦しんでる方がいましたら、頑張らずにまぁいいやで生活しても、子どもは結構いい感じに育つと思うよって伝えたいです」と話していました。