俳優の玉木宏が主演する読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『極主夫道』(10月11日スタート、毎週日曜22:30~)に、子役の白鳥玉季が出演することが決まった。

  • (左から)川口春奈、白鳥玉季、玉木宏=読売テレビ提供

玉木が元極道のスーパー専業主夫・龍、川口春奈がその妻・美久を演じる同ドラマ。白鳥が演じるのは、ドラマオリジナルキャラクター設定となる、娘の向日葵だ。

おうち時間が増え、以前よりも家族で過ごすことが多くなった昨今、家族みんなで笑いながら見てほしいという制作サイドの思いのもと、原作サイドと相談し、世界観を壊すことなく龍の魅力を届けるべく、娘の設定を追加することになった。

中山喬詞プロデューサーは「原作の醍醐味の1つである夫婦のコミカルなやりとりはもちろん生かしつつ、娘の向日葵を含めた3人による一層パワーアップした家族のやりとりを楽しんでいただければと思います。龍が娘に向ける眼差しや言動は優しさであふれているので、龍の素敵な魅力をより深く感じ取ってもらえるはずです」と語る。

家族3人が集まる撮影初日、キャリアウーマンの美久役の川口は、秋らしい色合いのジャケットにパンツ姿で登場した。

撮影するのは、龍がキッチンに駆け込んできた美久に驚き、龍の叫び声に美久が驚くというシーン。従って「あー!」「おー!」と叫び合うのが、夫婦最初の掛け合い。カメラ位置を変えながら何度も撮影するうち、徐々に息が合ってきた。

美久が嵐のようにバタバタと去ると、今度は龍と向日葵のシーン。子役にして、多くの作品に出演歴を持つ白鳥は、監督の指示にハキハキと応え、カットを積み重ねていく。撮影の合間に玉木と雑談する様子は、まるで本当の親娘のようだ。

中山プロデューサーは「向日葵は年の割には大人びた子どもで、母親の美久と立場が逆転しているのでは…と思うこともしばしば。それを玉季ちゃんが非常にナチュラルに演じてくれているので、その愛くるしさにみんなほっこりし、現場もいつも温かな笑いに包まれています。今このような時代になり、家族という単位で一緒にいる時間が多い中、このドラマを、『ウチの家族は…』と家族みんなでツッコミながら全力で楽しんでいただきたいです。たわいもないことでケンカしたり、しょうもないことで笑いあったり…とごくごく普通の家族でありながら、ちょっぴり歪な龍たち家族を見ていただき、1人でも多くの方々に”こんな家族っていいな”と感じていだけるようなドラマにしたいと思っています」と話している。