ジャストイットは9月15日、「『新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」』により支給された給付金10万円」に関する調査を発表した。調査は8月17~19日、特別給付金を受け取った子どものいる200世帯対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「子どもに特別定額給付金10万円を渡しましたか?」と聞くと、「はい」(48%)、「いいえ」(50%)という結果だった。

  • 子どもに特別定額給付金10万円を渡しましたか?

そして、「子どもに給付金をいくら渡しましたか?」と聞いたところ、「10万円」(70%)、「5万円」(5%)、「3万円」(4%)、「2万円」(8%)、「1万円」(8%)、「1万円未満」(5%)となっている。

  • 子どもに給付金をいくら渡しましたか?

また「子どもに給付金を渡さなかった理由」を尋ねると、「生活費にしたかった」(53%)、「家族の貯金にしたかった」(48%)、「子どもの学費にしたかった」(23%)、「家族で楽しめることに使いたかった」「普段買わない物を購入したかった」(9%)、「コロナ対策費として使いたかった」(4%)、「借金返済にあてたかった」「コロナで苦しむ人に寄付したかった」「子ども渡す必要はない」「医療費にあてたかった」(1%)となった。

  • 子どもに給付金を渡さなかった理由

調査監修を務めた、ファイナンシャル・プランナーの内山貴博氏は「お金を渡さなくても子供が満足する方法はあるはずです。家族の結束を高め、一緒に有意義にお金を使う。例えば、肉や魚など飲食店からの仕入れが減り、困っている生産者もたくさんいますので、そういった事情を家族で共有しながら日頃はなかなか変えないような高価な食材を家族で購入し楽しむといった方法も取れると思います」とコメントする。