LINEリサーチは9月2日、高校生のなりたい職業に関する調査の結果を発表した。調査期間は2020年8月17~19日、調査対象は日本全国の高校1年生~3年生、有効回答は1,041人。

女子高生1位は「看護師」、男子高生1位は「国家公務員・地方公務員」

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女子高生のなりたい職業1位は「看護師」(7.5%)。「人助けをしたい」「人の役に立ちたい」との声が多数寄せられたほか、「母親や叔母が看護師だったから」「看護師さんに優しくしてもらったから」といった理由もみられた。

次いで、2位「教師・教員・大学教授」(6.9%)、3位「国家公務員・地方公務員」(5.8%)、4位「保育士・幼稚園教諭」(4.2%)、5位「芸能人」(3.6%)、6位「栄養士・管理栄養士」(3.1%)、7位「薬剤師」(2.9%)、8位「事務職」・「心理カウンセラー・臨床心理士」(各2.7%)、10位「医師」(2.3%)と続いた。

男子高生のなりたい職業1位は「国家公務員・地方公務員」(6.7%)。「日本をより良い国にする法整備に携わりたい」「安定した給料が手に入るから」といった理由が挙げられた。

以下、2位「システムエンジニア・プログラマー」・「教師・教員・大学教授」(各6.0%)、4位「機械エンジニア・整備士」(5.8%)、5位「設計者・開発者・工業デザイナー」(5.4%)、6位「医師」(4.0%)、7位「ゲーム業界の仕事」(3.5%)、8位「理学療法士・作業療法士」(3.1%)、9位「事務職・営業職」(2.5%)、10位「警察官・消防官・自衛官」(2.1%)となった。

全体的に看護師や教師、公務員、保育士、医師など、国家資格が必要な職業が多数ランクインしたほか、「人の役に立ちたい」という声が目立つ結果となった。