身だしなみは第一印象に影響を与える大事なポイント。身だしなみビシッと決まっている人は、プライベートだけでなくビジネスでも魅力的に感じられるという人もいるはずだ。
そこで今回は男性が実践している「身だしなみケア」について紹介していこう。
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男性の身だしなみ、意識している人とそうでない人の違い
男性が特に気を付けているポイントは服装・におい・髪型
Q 日頃から自身の身だしなみについて意識をしていますか?
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Q 日頃から自身の身だしなみについて意識をしていますか?(n=503)
マイナビニュース男性会員503人に「日頃の身だしなみへの意識」について聞いてみたところ、49.9%が「まあまあ意識している」、23.3%が「とても意識している」と回答した。合わせると、7割以上の男性が、自分の身だしなみについて気にかけていることが分かる。
多くの男性が意識している身だしなみの中でも最も意識している点について聞くと、「服装」(26.8%)が最多となり、次いで「におい」(22.2%)、「髪型」(17.5%)が続く。男性の見た目でよく挙げられる「体型」や「顔」についての回答は意外と少なく、それぞれ11.6%、9.7%だった。
Q 最も意識している点について、具体的に意識していることや、実際に行っていることを具体的に教えてください
「ヨレヨレの服を着ない/シンプルかつ爽やかな服装、など」
45歳/男性 「だらしなく感じられないように。シャツであればアイロンがけをする、パンツであれば、折り目をしっかりつける、など」
24歳/男性 「ブランドよりも素材の質の良さを意識してスタイリングしています」
35歳/男性 「ヨレヨレになってないか、場違いな服装になってないか」
29歳/男性 「最低限として汚いと思われないように服の手入れ」
46歳/男性 「仕事柄、スーツではなく私服のため、だらしない格好にならないよう注意している」
47歳/男性 「みすぼらしい格好で外に出ない」
ヨレヨレした服やみすぼらしい服を着ないことや予定に合わせたファッションに気遣うコメントが多く見られた。また、アイロンがけをしっかりとした後に服を着るなど、少し面倒に感じる作業でも怠らないユーザーが多数。
外出先で、ボタンがとれていることや縫い目から糸が出てほつれていることを発見し、恥ずかしくなったことはないだろうか。どんなに素材がいい服でも、メンテナンスが行き届かずシワだらけ、型崩れしていたらだいなしだ。出かける前にきちんとチェックするようにしたい。
「制汗剤で消臭/タブレットで口をケア、など」
37歳/男性 「お風呂で念入りに身体を洗い、気になる時はボディシートやデオドラントスプレーで臭いを消す」
44歳/男性 「とにかく臭いだけはケアしないとどうにもならない。朝からシャンプーで頭を洗い、ボディシートで身体を拭き、さらにわきにはロールオン」
47歳/男性 「加齢臭、年齢が高くなるにつれて、頭皮や皮脂の酸化? による臭いが気になり、自分に合ったシャンプーやボディソープを調べて使用している。価格が高ければ良いという訳ではない」
33歳/男性 「近くで会話したりする時にタブレットなどで口をケアしている」
こちらはまだまだ残暑が続く9月には、特に意識をしたいポイントだ。汗をかく季節は、制汗剤を利用したり、こまめに汗を拭いたり着替えたりと、苦労している人も多いようだ。「自分の臭いは気づきにくい」「指摘されたら恥ずかしい」といった理由で、臭いケアができる石鹸やシャンプー、デオドラント商品を複数使い分けている人もいた。
「ヘアセットをしない外出は考えられない」
43歳/男性 「こまめに髪をセルフカットして、不衛生に見えないように気を付けている」
35歳/男性 「ドライヤーでしっかり髪型を作っている」
49歳/男性 「寝ぐせなどで髪がぼさぼさにはねないように、スタイリング剤で整えている」
44歳/男性 「くせ毛なので、自然な感じにセットするのに気を使う」
47歳/男性 「最近目立つようになってきた白髪対策や、スカルプ系のシャンプーを使い髪や頭皮のベタつきを無くしサラサラ感が出るようにしている」
41歳/男性 「ぼさぼさな寝ぐせのまま外に出ることは考えられない」
顔から直結しており目を引きやすく、第一印象を大きく左右するであろうヘアスタイル。男性は短髪の人が多く、サボるとすぐに伸びてだらしない印象を与えがちだ。そのため、こまめに美容院へ行き、自分にあったスタイリングをするという人が多く見られた。
「筋トレをする、化粧水を使う」
43歳/男性 「階段を利用するほか、週に数回運動することで体型を維持している」
40歳/男性 「顔の中でも肌質を意識して、化粧水などにこだわっている」
47歳/男性 「顔色を気にして、マッサージしてる」
スキンケアや体型維持のために努力しているという声も上がっている。体型維持については、トレーニングや運動のほか、身体によい食べ物を取り入れるという意見も見られた。スキンケアでは、「脂性肌なのでこまめに脂をふき取る」「お風呂上りは化粧水を使う」なんて意見も。
2番目に意識している身だしなみポイントは「髪型」
上記のほかに男性が意識しているポイントの中に、香水やメイク用品などを活用して身だしなみを気遣っているという声も見られた。
「香水を使う、柔軟剤の量を調節する など」
24歳/男性 「体臭や色々なにおいが混ざり臭くなってしまわないように香水や洗剤にはこだわっています」
2番目に意識していることで、「髪」に次いで多かったのは「におい」。相手に不快な思いをさせないように、洗剤の種類や付ける香水の量にこだわっている男性もいた。周囲の男性からイヤな臭いを感じることもあり、「人のふり見て我がふり直せ」と臭いケアに励むというケースもあるようだ。
「その他、髭の手入れ、メイクをする」
30歳/男性 「外に出る時は化粧しています。このご時世もうそれほど珍しくはないと思いますが、男性でも青髭が濃すぎたりするのもビジネスの面では非常に不快に思います。目立ちすぎず、最低限周りに清潔感が出るようなナチュラルメイクで、少しでも見てくれが良くなるよう意識しています」
「顔」の身だしなみに気を付けるという男性の中には、毎日のひげ剃りほか、眉毛を整えるために眉毛サロンに通っているという人も。中にはスキンケアだけでなく、「薄いメイクをしている」というメイク男子も。
女性顔負けの美意識を持つ男性も
いかがだったろうか。寄せられたコメントからは、「だらしないと思われないように」「(臭いや見た目で)相手が不快な気持ちにならないように」と、さまざまな工夫をしている男性の姿が浮かび上がった。
化粧水やメイク、フェイスマッサージなど、女性顔負けのスキンケアをしている男性もおり、その努力する様子には恐れ入るばかりだ。これからの時代においては「すっぴんでは外出ができない」という、女性でよく聞く意見を持つ男性も増えてくるのかもしれない。
実践している身だしなみケアが分かったところで、次は男性が同じ同性として、「イケてると感じる男性像」について掘り下げてみよう。
調査時期: 2020年6月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 503人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません
