パナソニック インフォメーションシステムズは9月2日、 テレワークを実現するITインフラの技術として、「VPN(Virtual Private Network)」「VDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ)」のメリット・デメリットを比較したホワイトペーパーを無償で公開した。
テレワークでは、社外から社内のネットワークに接続して、社内のリソースにアクセスすることになるが、その際の安全性を確保するためのセキュリティを確保する技術として、VPNが利用されている。
ただし、新型コロナウイルスの影響でテレワークを導入した企業では、VPNのリソースが不足が生じ、レスポンスの低下や遅延といった問題が発生している。
一方、VDIもテレワークにおけるクライアント端末のセキュリティを確保するための技術として、利用されている。VPNと同様に、VDIを活用して新型コロナウイルスの影響でテレワークを開始した企業では、「仮想デスクトップがハングアップしてしまう」「Web会議を行っている最中に接続が切れてしまう」といった問題が生じている。
こうした背景を踏まえ、同社は「VPN」「VDI」の特徴、違い、メリット、デメリット を比較し、選定のポイントを紹介している。