SB C&Sは8月20日、「ビデオ会議に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月11日~13日、仕事でビデオ会議システムを利用する機会がある20~69歳の男女400名を対象にインターネットで行われた。
ビデオ会議の利点を聞いたところ、「移動時間や交通費が減る」(80.0%)、「無駄な会話が減る」(42.8%)、「会議室の確保が不要」(40.3%)が上位に。実際に、約4割の人が「ビデオ会議の方が時間が短縮される」と感じており、その短縮時間の平均は23.2分とのこと。
また、ビデオ会議が普及したことによる対面での会議への影響を聞くと、「無駄な会議が減った」(45.0%)、「時間をより意識するようになった」(28.0%)、「事前の準備をしっかりするようになった」(19.5%)など、より時間を効率的に使えるような良い影響を与えていることがわかった。
続いて、対面会議とビデオ会議で重視するポイントを教えてもらったところ、対面会議では「相手の表情をよく見る」(42.5%)、「相手に伝わりやすい言葉を使う」(41.8%)、「発言のバランスを気にする」(34.8%)が上位に。
一方、ビデオ会議(オンラインミーティング)では、「相手に伝わりやすい言葉を使う」(41.3%)、「発言のバランスを気にする」(35.0%)、「会議の議題や流れをしっかり検討する」(32.0%)が上位となり、それぞれ重視するポイントが異なることが明らかとなった。
最後に、テレワーク導入により、今後どのようなビジネススキルが重要かを聞いたところ、「自身の意図を正確に伝えるコミュニケーション力」(58.5%)が最も多く、次いで「見やすく、わかりやすい資料作成力」(52.5%)、「会議の適切な設定、進行能力」(45.3%)と続いた。