阪急電鉄は20日、神戸本線神戸三宮駅のホーム上にて、8月28日から可動式ホーム柵の設置工事を開始すると発表した。2021年2月下旬までに全ホームで可動式ホーム柵の設置を完了し、供用開始する予定となっている。
可動式ホーム柵は神戸三宮駅の全ホームに設置され、これまで準備工事が進められてきた。設置工事の開始予定日は、2番ホームが8月28日の営業終了後、3番ホームが9月中旬、1番ホームが11月中旬、4番ホームが2021年1月上旬。可動式ホーム柵の設置にともない列車の停止位置が変更となるため、乗客の乗車位置も変更される。
設置完了後は、安全確認等が完了したホームから順次供用開始。2番ホームは10月中旬、3番ホームは11月上旬、1番ホームは12月下旬、4番ホームは来年2月下旬の供用開始を予定している。
設置される可動式ホーム柵は一部透過型の腰高式で、柵本体は高さ約1.3m(柵本体)、厚み約200mm(柵本体)。開口幅は約3.2m。十三駅に設置した可動式ホーム柵より約100mm薄型化され、より安全・快適にホームが利用できるように、できる限りホーム幅を確保する仕様となる。