エン・ジャパンは8月13日、「転職のきっかけ」に関する調査結果を発表した。調査は5月27日~7月28日、同社運営の転職支援サービス「エン転職」の利用者1万1,400名を対象にインターネットで行われた。

  • 転職を考え始めたきっかけ

    転職を考え始めたきっかけ

「現在は転職を考えていますか?」と伺うと、96%が「考えている(真剣に+漠然と)」と回答。転職を考え始めたきっかけを聞くと、「やりがい・達成感を感じない」(40%)、「給与が低い」(36%)、「人間関係が悪い」(26%)が上位に。

年代別に見ると、20代は「給与が低い」(41%)、「残業・休日など拘束時間が長い」(24%)、「他にやりたい仕事ができた」(18%)が他年代よりも高い結果となった。

  • 転職を考える中で、不安な点・気になる点

    転職を考える中で、不安な点・気になる点

続いて、「転職を考える中で、不安な点・気になる点はありませんか?」と聞いたところ、89%が「ある」と回答。具体的には、「自身の年齢」(55%)、「希望する転職先の有無」(47%)、「転職先になじめるか」(39%)が上位に。年代別にみると、20代は「面接・選考で上手く話しができるか」(42%、全体31%)の割合が他年代よりも高く、男女別では、「転職先になじめるか」という点に不安を感じている女性が44%と、男性(33%)を10ポイント以上上回った。

最後に、転職経験があり、かつ「転職を考える中で、不安な点・気になる点がある」と回答した人に、実際にどうやって不安な点・気になる点を解消したか教えてもらったところ、「今抱えている不安や心配を紙に書いて明確にする」(43%)が最も多く、次いで「応募・面接などの転職活動を実際にしてみる」(34%)、「転職活動の進め方について調べる」(33%)と続いた。