
◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子
武蔵野音楽大学出身。卒業後某大手楽器メーカーの法人部に入社。
音楽教室の運営や講師指導のサポート、店舗接客、楽器セッティングなどを担当するイベントクルーとして全国を飛び回る。また、出版部に在勤中は楽譜校正、楽譜情報誌編集の経験も。
現在はピアノ講師のかたわらフリーランスライター、校正者として活動中。プライベートでは3児の母。
ギブソンがレスポールの後継機種として設計した「SGギター」は世界中に多くの愛用者がいます。この記事では、メーカーやピックアップの種類、ピックガードのデザインなど、ギブソン、エピフォンといった初心者でも安心なSGギター選びのポイント、特徴や魅力を解説。SGギターのおすすめをご紹介します。
世界中のギタリストに愛されるギブソンの魅力
SGギターの特徴とは?
SGギターは、ギブソンレスポールの後継機種として設計されたギターです。ボディー材にマホガニーを使用することで軽くして、左右対称のダブルカッタウェイを採用することで、ハイポジションで弾きやすいという特徴があります。
中音域の太いトーンと軽量化されたボディーは、ロックと相性がよく、多くのロック系ギタリストを魅了しています。
初心者はエピフォンがおすすめ
SGギターを選ぶときのポイント
まずは、SGギターの選び方をチェックしていきましょう。見た目やサウンドに、注目することが大切です。ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務の山野辺祥子さんのアドバイスもご紹介しています。お気に入りのSGギターを選ぶために、参考にしてみてください。
好みの見た目で選ぶ!
SGギターは特徴的なルックスをしています。音は、ピックアップやアンプ、エフェクターなどで後からでも調整できるので、ルックスを重視してギターを選ぶのもいいでしょう。
ボディシェイプは同じギターでも、ピックガードや色、ポジションマークの形などで見た目の印象は変わります。自分好みのギターを選べば愛着も湧き、大事に扱うようになるでしょう。
シンプルデザインが魅力のコンパクトな「スモールピックガード」
1弦側のボディだけを覆っているコンパクトなスモールピックガード。レスポールのラージピックガードのように、1弦以外をピッキングしたときのボディへのキズをガードしたり、エスカッションの代わりにはできません。
ピッキングによるボディへのキズが気にならず、シンプルなデザインが好みの人は、こちらのタイプを選択してもいいでしょう。
演奏時のボディへのキズをガードしてくれる「ラージピックガード」
ラージピックガードは、1弦から6弦まで広くボディを覆っているタイプのピックガードです。ピッキングするときのボディへのキズを、しっかりガードしてくれます。ピックアップを固定する、エスカッションの代わりにも使えます。
ピッキングしたときのボディへのキズが気になり、ワイルドなルックスが好みの人は、こちらのタイプを選んでみましょう。
音重視ならピックアップをチェックして選ぼう
音にこだわるなら、搭載されているピックアップに注目しましょう。あとで付け替えることもできますが、最初から自分好みのトーンを出してくれるピックアップが搭載されているギターを選ぶのもいいでしょう。
また、リアとフロントについていると、ピックアップの切り替えで、トーンに幅が出ます。ここでは独特なトーンを出してくれるP-90が搭載されているSGギターをご紹介します。
P-90がフロントとリアに搭載されている「SGスペシャル」
フロントとリアにオープンタイプのP-90が搭載されているSGスペシャル。P-90はシングルコイルピックアップですが、一般のシングルコイルよりも明瞭で太い音が特徴。ハムバッカーともシングルコイルとも違う、独特なトーンが得られます。
2ピックアップのため、演奏している場面に応じてピックアップを切り替えればリア、フロント、ミックスとさまざまなトーンが出せます。
リアピックアップだけ搭載したシンプルな「SGジュニア」
リアピックアップだけを搭載し、1ボリューム・1トーンのコントロールノブというシンプルさが特徴の「SGジュニア」。フロントピックアップが出す柔かい甘いトーンを求めていない人に合っているギターです。
フロントピックアップを取り付けるための穴を空けなくてもいいため、弦の振動をはっきりと響かせることができます。
価格帯別にギターをチェックして予算に応じたものを選ぶ
購入するギターは予算内のものしか購入できません。クオリティが高いギブソンのSG、お求めやすい価格に抑えられているエピフォン、そのほかのメーカーのSGタイプなど選択肢はたくさんあります。ここでは、予算内で納得のギターを探すための選び方をご紹介します。
5万円以下でも購入できるエピフォン
5万円以下でSGギターを購入したい人は、エピフォンのギターをチェックしましょう。エピフォンはギブソン傘下のメーカーで、価格は抑えられていますが質は高いです。
ほかのメーカーからもっと購入しやすい価格のSGタイプも発売されていますが、質を考えるとエピフォンがいいでしょう。本気でギターを練習したい人や初心者が、はじめてSGギターを購入するには、合っているメーカーです。
ギブソンSGの下位モデルやトリビュートモデルなら購入できる5~10万円
予算が5~10万円なら、エピフォンの上位機種、ギブソンの下位機種を購入することができます。本格的にギターを演奏しようとしている人のギターとしても、質の点でじゅうぶんなギターを選べるでしょう。
ほかのメーカーのSGタイプのギターやトリビュートモデルもこの価格帯なら、いいものがそろっています。あなたが納得できるギターを、見つけることができるでしょう。
予算10万円以上なら一生つかえるあなた好みの上位モデルが購入できる
予算が10万円以上なら、ギブソンのSGの上位機種も購入できます。ピックアップやルックスなどあなた好みのギターを選べるでしょう。
長く使うものと考えて、細部まであなたの好みを反映させるために、オーダーしてみてもいいです。世界に1本しかない、あなただけのこだわりのSGギターを手に入れることができるでしょう。
購入する前に試奏するのがベスト
ボディ材やピックアップなどを気に入って購入しても、実際に弾いてみたら思っていたような感じではなかったというようなことがあります。ネックの太さと手の大きさの関係やギターの重心の偏り、ボディの響きなどギターを実際に弾いたときにしかわからないことがあります。そのため、実際に弾いてみてから購入するのがベストです。
しかし、実際に弾くためにはギターショップに行かなければいけません。近くにギターショップがなく、ネットショッピングで購入する場合は、購入するギターに関する情報をできるだけ集めて、口コミや評判なども参考にして選びましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)