コーセーはこのほど、企業名「KOSÉ」を冠するハイプレステージブランド「インフィニティ」の最高峰ラインとして位置付ける「プレステジアス」を10年ぶりにリニューアルする。10月16日に新商品4品目6品種を一部の量販店とドラッグストアで発売する。

  • インフィニティ プレステジアスのブランドミューズ・夏木マリさん

インフィニティは、「肌に眠る無限の美しさを呼び覚ます」をフィロソフィーに掲げる総合化粧品ブランド。2002年11月、大人の肌の乾燥に着目したスキンケアブランドとしてデビューした。海外では中国、香港、台湾、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーで展開している(2020年8月時点)。

プレステジアスは2010年の発売以降、加齢による“顔立ちの変化”までを見つめたエイジングケアラインとして、高機能・高付加価値を求める顧客から支持を獲得しているという。

2019年9月からはブランドミューズに夏木マリさん、中村アンさんを起用。年を重ねることを前向きにとらえエイジレスに生きることが美しいポジティブエイジングをメッセージとして発信してきた。

8月4日に開催されたラインリニューアルについての発表会に、夏木マリさんが登場。「エイジレスにかっこよく生きたいなとは常に思っていて、インフィニティの考え方に共感しています。美しさは一日にして成らず。歳を重ねるほどやることは増えるんですけど、でも体は正直なもので、やれば効果は必ず出る」と話した。

  • 「エイジレスにかっこよく生きたい」と夏木マリさん

そんな夏木さんが「やっと巡り会えた」と一押しするのが、新生クレンジングバーム(メイク落とし)。「使い終わった後、肌がぷるんぷるんな感じ。毎日のクレンジングが至福のときです。私は毎日ゼロにして翌日を迎えたい。だからプライオリティはクレンジングなんです。歳を重ねるほどいろんなものが溜まりますから、特にクレンジングは時間をかけてやっています」と絶賛していた。

同社コンシューマーブランド事業部プロダクトマネージャーの宮地いつきさんも、「4品の中でも一段と難産だったのは、新プレステジアスのメインアイテムであるクレンジングバーム。美容オイルでメイクを落とす、というアイテムコンセプトでつくり込みました。肌に触れると極上のとろけ感で、美容オイルに変わり洗い流した後はまるでオイルマッサージをした後のよう。究極のクレンジングバームです」と解説した。

  • 新生「インフィニティ プレステジアス」

今回のリニューアルでは、「立体感」をより一層追求することで、ハリがあってゆるみのない、"生命感を輝かせる肌"を目指す。アイテムは「メイク落とし」「洗顔料」「化粧水」「乳液」をラインナップ。美容成分を厳選し、共通成分として「ハナショウガエキス」「タチジャコウソウエキス」(保湿)を配合。独自の「SMAS(Skin Moisture Activation System)R ビルドテクノロジー」により、つややかに輝き、ハリ感のある肌へと導く。「エナジャイズドフローラル」の香り。