傘シェアリングサービス「アイカサ」を展開する「Nature Innovation Group」は、近畿日本鉄道、近鉄百貨店、奈良交通の3者の協力を得て、7月28日から奈良エリアで「アイカサ」を順次展開すると発表した。

  • 奈良オリジナルデザインのアイカサイメージ

「アイカサ」は駅などに設置した傘レンタルスポットから、必要なときに傘を借り、不要になったらどのレンタルスポットにも返却できるサービス。基本料金は24時間70円、使い放題プランは月額280円となる。

奈良エリアでのサービス開始にあたり、近鉄奈良線の24駅31カ所、近鉄百貨店奈良店1カ所、奈良交通が運営する飲食店舗2カ所、合計34カ所に42台の「アイカサ」傘レンタルスポットを設置することになった。

設置する傘は、雨の日だけでなく炎天下でも奈良を楽しんでもらおうと、近鉄とアイカサで奈良オリジナルのデザインを作成。日傘としても利用できる晴雨兼用傘を採用したほか、奈良時代の伝統的な色の使用や鹿のモチーフを取り入れるなど、「奈良らしさ」を感じられるデザインにした。

8月1～31日に奈良エリア限定キャンペーンとして、「アイカサ」の利用料金が無料になる「0円キャンペーン」も実施する。