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【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子
編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。
中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。
猫捕獲器は、迷い猫や傷ついている猫の保護に必要なアイテム。安全に保護してあげたいですが、踏板式や吊り下げ式などいろいろあって悩みますよね。本記事では、猫捕獲器の選び方とおすすめ商品を紹介します。捕獲時の注意点もまとめているので参考にしてください。
ポイントをチェック!
猫捕獲器の選び方
まずは猫捕獲器の選び方をチェックしていきましょう。ポイントは下記のとおり!
【1】猫の捕獲方式で選ぶ
【2】細長い捕獲器なら、猫がケガしにくい
【3】国内メーカーを選ぼう
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。ペット専門エディター&ライター・井手綾子さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりの猫捕獲器を選ぶために参考にしてみてくださいね。
【1】猫の捕獲方式で選ぶ
猫の捕獲の仕方には「踏み板式」と、「吊り下げ式」のふたつがあります。それぞれにやり方や特徴があるので詳しくご紹介します。状況に合わせて選びましょう。
踏板式:板を踏むと扉が閉まる
猫捕獲器の後方の底面に板が斜めに置かれている「踏板式」。板の奥に、エサを仕掛けて準備完了です。あとは、猫がエサを取ろうと板を踏むと、バネやストッパーがはずれて入口の扉が下がり、捕獲する仕掛けになっています。
両側の扉が開くタイプだと、罠とは逆側の扉からエサが設置できるので便利です。扉が片側しかないタイプは、安全装置がついていないとエサを仕掛けているときにあやまって板に手が触れてしまい、扉が閉まってしまうことがあります。安全装置がついたものを選びましょう。
踏板式は子猫などは捕獲しやすいものの、賢い猫は仕組みを理解してしまうため、板を踏まないでエサだけを食べて逃げてしまうことがあります。
吊り下げ式:エサつきフックを動かすと扉が閉まる
吊り下げ式(餌吊式)は、猫捕獲器の後方の天井面から吊り下がったフックの先にエサを仕掛け、猫がエサを食べようとして手や口で触るとフックが動き、連動したストッパーがはずれて扉が閉まる仕組み。
警戒すると猫は前足でエサに触れて確かめようとしますが、触れてみただけで扉が閉まる仕組みのため、賢い猫も捕獲が可能です。一方で、子猫はミルクがエサとなるため、つかまりにくいとされています。
【2】細長い捕獲器なら、猫がケガしにくい
猫は狭い所を好む性質があります。そのため穴のような空間の長細い猫捕獲器は入りやすい傾向にあります。また、細長いタイプは長いしっぽの猫など、扉が閉まる際にはさまってケガをする心配がありません。
猫以外の野生動物、イタチやテン、アライグマなど体長が猫よりも長く大きい動物が捕獲されてしまうこともたまにあるため、それらのケガを防ぐ目的もあります。
【3】国内メーカーを選ぼう
海外メーカーの猫捕獲器も多く発売されていますが、取り扱い説明書が日本語ではないことも少なくありません。誤った方法で組み立ててしまうと、仕掛ける際の人のケガや捕獲した猫のケガにつながる危険もあります。
国内メーカーのものであれば公式サイトで使い方が説明されているものも多く、安心です。
ペット専門エディター&ライターがアドバイス
仕掛けるエサにも工夫が必要
【エキスパートのコメント】
猫捕獲器に仕掛けるエサは、捕獲器の奥に仕掛けます。手前に置くと、猫がエサだけ取って逃げたり、扉に挟まったりすることも。
また、猫が興味を持つように、フードでなくチーズや唐揚げなど匂いが強いもので誘き寄せます。本来猫には与えてはいけないものですが、効率よく捕獲するために少量だけなら大丈夫です。
猫を捕まえたら、体調チェックのために獣医さんに連れていきましょう。