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【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子
編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。
中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。
グレインフリーキャットフードとは、穀物を使わずに作られたフードのこと。アレルゲンに配慮されており、消化しやすく胃腸にやさしいので飼い主さんに人気のフードです。本記事ではプロからのアドバイスをもとに、グレインフリーキャットフードの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
メリットやデメリットも解説
グレインフリーとは
グレインとは穀物のことで、グレインフリーキャットフードは穀物を原材料にしていないキャットフードのことです。なぜ人気をあつめているのか、グレインフリーキャットフードについてのメリットとデメリットを解説していきます。
<メリット>
・穀物アレルギーでも食べられる
・消化しやすく胃腸にやさしい
<デメリット>
・コストが高い商品が多い
以上のように、穀物を使っていないグレインフリーキャットフードは、消化のしやすさやアレルゲンに配慮するために適した商品なのです。そのため愛猫のことを考える飼い主さんから人気を集めています。
グルテンフリーとグレインフリーの違いは?
グルテンとは小麦などに含まれるたんぱく質の一種。グルテンフリーキャットフードとは小麦や大麦などの麦類を含まないフードのことです。
つまり、グレインフリーは穀物全般を使用していないフードのことですが、グルテンフリーは麦類のみを使用してないことを指します。小麦や大麦などの麦類アレルギーの猫ちゃんにはグルテンフリーキャットフードもおすすめです。
グレインフリーキャットフードの選び方
まずはグレインフリーキャットフードの選び方をチェックしていきましょう。選び方のポイントは下記。
【1】主原料をチェック
【2】食感
【3】品質
【4】年齢に合わせる
【5】酸化防止剤不使用
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していくので、愛猫にぴったりのグレインフリーキャットフードを選ぶために参考にしてみてください。
【1】主原料は魚なのか肉なのかをチェックしよう
猫の場合は、肉・魚以外のものを食べないため、人や犬よりも多くのタンパク質を必要とします。肉類・魚類のタンパク源がしっかり含まれたグレインフリーキャットフードを選びましょう。新鮮な生肉など、できる限り質のいいタンパク源が配合されているものだと、より好ましいです。
肉が主原料の場合
猫は魚をくわえたイメージがあるかもしれませんが、じつはネズミなども食べる肉食動物です。魚が主原料のキャットフードよりも消化がいいので胃腸が弱い猫ちゃんにもおすすめです。
魚が主原料の場合
サーモンやスケソウダラなど魚が主原料のキャットフードもたくさん販売されています。猫は肉食とはいえ人間と同じで味の好みがあります。肉食よりも消化不良になりやすいといわれてますが、アレルギーなどがある場合や疾患がある場合は魚が合う猫ちゃんもいますので動物病院の先生などと相談して決めるのもありですね。
【2】猫ちゃんが好む食感を選ぶ
キャットフードには、主食として与えられる、栄養バランスが整った「総合栄養食」を選ぶのが基本です。総合栄養食には、大きくドライタイプとウェットタイプがあるため、愛猫に合ったものを選ぶようにしましょう。
ドライタイプ|カリカリとした噛み応えがある
ピュリナワン『グレインフリー チキン』:¥2,180 (¥1,362 / kg) ( 2023年9月7日時点 )
猫を飼っているひとにはわかる「カリカリ」と呼ばれているタイプがドライタイプです。その名の通り歯ごたえがありカリカリと食べることができます。少ない量でも満足感のあるタイプです。
ウェットタイプ|しっとりやわらかな食感
ウェットタイプは水分が多くてやわらかいため、まだ粒状のドライフードが食べられない離乳食期の子猫や、歯が弱ってきたシニア猫にも適しています。
【3】品質で選ぶなら実は海外産が安心な場合も
ファーストメイト『パシフィックオーシャンフィッシュ ウィズブルーベリー』:¥3,236 (¥3 / グラム) ( 2023年9月7日時点 )
海外では、ドイツ・イギリス・アメリカなどの地域でペット文化が進んでおり、さまざまなメーカーから、猫の身体に配慮した高い品質のグレインフリーキャットフードが発売されています。
海外産より国産のペットフードのほうが良質だというイメージを持たれることもありますが、実際には、人間も食べられる品質の原材料を使った海外産商品もあるほどなので、幅広く検討しましょう。
【4】シニア猫用など年齢に合わせて選ぶ
猫のライフステージは、おおまかに誕生~約30日までの哺乳期、生後約20~60日の離乳期、生後約50日~1年の成長期、約1~7歳の成猫期、約8~10歳の中高齢期にわかれています。
成長期の発育には、ビタミン・ミネラル・アミノ酸が重要となるほか、運動量が低下する高齢期は、脂肪やカロリーを抑えることが大切です。ライフステージによって、適した食事内容が変化するため、アダルト猫用やシニア猫用など、年齢に合ったものを選びましょう。
【5】酸化防止剤不使用のものを選ぶ
原料にこだわってつくられていても、品質をたもつために酸化防止剤が使われるケースもあります。
オーガニックキャットフードを選ぶときは、酸化防止剤のなかでも有害とされるエトキシキン、BHA、BHTが成分表に記載されていないことを確認してください。
酸化防止剤が使用されていないタイプか、植物性エキスやビタミン類など天然由来の酸化防止剤を使用しているタイプを選びましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)