東海テレビは、史上最年少で棋聖となった藤井聡太七段のドキュメンタリー特番『藤井聡太17才』を、19日(13:25~14:25 ※東海ローカル)に緊急編成することを決めた。

  • 藤井聡太七段(20年6月撮影)=東海テレビ提供

藤井七段が、まだ何者でもない小学6年生の頃から取材を続けてきた同局では、3年前に『藤井聡太14才』というドキュメンタリー番組を放送。その後、プロ入り、史上最多の29連勝、史上最年少の六段昇段、七段昇段など数々の記録のほか、杉本八段との師弟対決など、その成長の記録を撮りためてきた。

「東海地方にタイトルを」とは、藤井七段の大師匠にあたる故・板谷進九段の果たせなかった夢だった。藤井七段は、様々な人たちの夢を乗せたタイトルの獲得に向けて、研鑽(けんさん)を続けてきた。そこで、藤井七段の人生の棋譜を60分のドキュメンタリーとして放送する。ナレーターは、萩本欽一。

伏原健之プロデューサーは「藤井七段は、私たちにとって“ふるさとの偉人”です。世の中が暗くなりがちな今、藤井七段の穏やかな笑顔を届けたいと思います」と話している。

なお、カンテレでは、19日(16:00~17:00)に放送。その他フジテレビ系列局でも、日時違いで放送する場合がある。

  • 19年1月撮影

  • 小学6年生の藤井聡太氏