コクヨは7月中旬以降、「簡易フェイスシールド」2種を順次販売開始する。

  • 「簡易フェイスシールド」ヘッドギアタイプ(左)、マスク装着タイプ(右)

素材には、レールクリヤーホルダーにも使用されている、透明性が高く耐久性にも優れたPET製シートを採用。

同社では、新型コロナウイルス感染症による医療現場の逼迫した状況への支援として、5月末までに自社製造の「簡易フェイスシールド」を合計4万3,000個、およびフェイスシールドの代用素材として活用される「レールクリヤーホルダー」3万6,000枚の無償提供を行ってきた。

その中で、今後も継続的な供給を求める声や、医療現場以外の事業者からも「購入したい」という声が寄せられたことから、この度の製品化を実現したという。

今回発売する簡易フェイスシールドは、ヘッドバンドで装着する「ヘッドギアタイプ」と、マスクの紐に取り付けて使用する「マスク装着タイプ」の2種類。ヘッドギアタイプは、シールドを上下に動かすことができ、不要なときには跳ね上げておくことが可能。

主な使用シーンとして、医療、教育、福祉、流通小売、各種公共施設、官公庁など、業務のために人と接する機会の多い事業者の方による利用を想定している。

価格は、フェイスシールド(ヘッドギアタイプ)5セット入り3,500円、フェイスシールド(ヘッドギアタイプ交換用)25枚入り3,000円、フェイスシールド(マスク装着タイプ)10枚入り900円(すべて税別)。