スターバックス コーヒー ジャパンは「ティー ビバレッジ」をメインにした、「スターバックス コーヒー 六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店」を7月1日にオープンする。
単独店舗として日本初となる紅茶をメインにしたこのスターバックス。提供される商品はもちろん、そこで過ごす時間には、今までにないスタバの魅力が詰まっていたので紹介しよう。
スターバックスの「ティー」へのこだわり
緑に白字のロゴでおなじみのスターバックスが、1971年アメリカで創業当時に掲げていたブランド名は「Starbucks Coffee, Tea and Spices」。最近では、コーヒーやフラペチーノのイメージが強いが、実は、ティーの量り売りなど、紅茶もメイン事業のひとつとしてスタートしたのだ。
そういった意味ではスターバックスの原点でもある「ティー」を使い、かつ、"抹茶"や"ほうじ茶"といった、日本になじみ深いティーのお店を気になる人は多いだろう。
また、一概に「ティー」と言ってもどれほどの種類や違いがあるのだろうか。ここでしか味わえない豊富なラインナップのビバレッジにも注目していく。
「スターバックス コーヒー 六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店」のコンセプトは"Special Tea Time"(スターバックスのティーで心にゆとりを)。明るい木目調の店内では、まるで自然の中にいるような、ゆるやかなひと時を感じられる。
壁にかけられたタペストリーは、「ハーバルティー」「チャイニーズティー」「ブラックティー」「グリーンティー」と世界の4つの茶葉をイメージ。自分の選んだビバレッジには、どの茶葉が使われているのだろうかと思いつつ飲み、茶葉の奥深さに触れてほしい。
どんなビバレッジが楽しめるのか
同店のティービバレッジの商品は3つのカテゴリで用意。1つ目の「ティークリエイション」は、スターバックスのイノベーションハブ「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」にあるTEAVANA(ティバーナ)バーの商品からインスピレーションを受けて開発された、ティーにぴったりのフルーツをふんだんに使用した商品。
「ゆず&シトラスラベンダーセージティー」(Tall 590円)や「ストロベリー&パッションティー」(Tall 540円)など、フルーツの色鮮やかな見た目が特長で、アイスとホットで提供される。
ちなみに、「ゆず&シトラスラベンダーセージティー」は、ラベンダーとセージがほのかに香り、甘いパイナップルやオレンジの味わいが特長の1杯。ゆずの果皮やシトラス果肉、またプルプルしたルビーグレープフルーツジュレも入り、素材の味をいろんな食感で楽しめる。夏はアイスですっきり爽やかに、秋冬はホットでふんわり湯気から漂う、フルーツと茶葉の香りを感じてみてはいかがだろうか。
2つ目のカテゴリは「ティーフラペチーノ」。スタバで人気のフラペチーノを、ティーを使って、色鮮やかで香り豊かな世界観を表現したという。
商品は、スターバックスで期間限定ビバレッジとして人気の、ストロベリーフラペチーノを思わせる「ストロベリー&パッションティーフラペチーノ」(Tall 680円)、また、ロースタリー東京と同じ厳選した"抹茶"をミルクや和三盆糖と合わせた「和三盆抹茶フラペチーノ」(Tall 680円)がラインナップ。
フルーツやクリームなど、多彩なティービバレッジの中でも、デザート感をしっかり楽しめる仕上がりとなっている。
そして3つ目、スターバックスの中でもなじみ深い「ティーラテ」も登場。和三盆を使った「抹茶」や「ほうじ茶」のティーラテはもちろん、ここでしか飲めない「ジンジャーチャイティーラテ(ホット/アイス)」(Tall 490円)など新商品が揃う。
ほっこりする味わいや、茶葉の個性や素材の本格感を楽しみたいい方はこちらをいただいてみてはいかがだろうか。
商品はどれも注文が入ってから、定員さんが1杯ずつ丁寧にシェイカーし、提供してくれる。そんなエンターテインメント性も魅力のひとつと言えよう。
ここにしかない茶葉体験をお店で味わおう
鮮やかな見た目と華やかな茶葉の味わいが楽しめる「スターバックス コーヒー 六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店」。今後の店舗展開については未定とのことなので、ここにしかない時間を過ごしに一度足を運んでみてほしい。きっとスターバックスが提供する「ティー」に魅せられることだろう。
※価格は全て税別
※ストレートティーは通常マグカップでの提供。当面の間は、セーフティーオペレーション実施に伴いプラスチック/ペーパーカップでの提供