小栗旬×星野源の初共演映画『罪の声』(2020年秋公開)の最新ビジュアル&特報映像&新キャストが24日、明らかになった。

『罪の声』

『罪の声』

同作は塩田武士の同名小説の実写化作。新聞記者の阿久津英士(小栗)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。

最新ビジュアルは、小栗と星野の真剣な表情、そしてそれぞれが見つめる目線の行方が気になるものに。小栗と星野の共演シーンが初解禁となる特報映像は、物語の発端となる脅迫テープの子どもの声から始まり、俊也はその声が自分の声だと気が付き戸惑う。「本当の罪人を、引きずり出します」という力強い言葉と眼差しが印象的な小栗演じる阿久津の姿も映し出され、気になる映像となっている。

また、新キャストも明らかに。星野演じる曽根俊也の妻・亜美役に市川実日子、母・真由美役に梶芽衣子、さらに真由美の若き日を阿部純子が演じ、叔父の達雄役に宇崎竜童が決定した。小栗演じる、阿久津英士が所属する大日新聞の元社会部記者・水島洋介役で松重豊、同じく社会部事件担当デスク・鳥居雅夫役で古舘寛治、事件に翻弄される生島一家の母親・千代子役で篠原ゆき子、その娘・望役で原菜乃華が出演する。さらに、2人が事件に翻弄される中で、出会う人物たちとして、スーツの仕立て職人・河村和信役に火野正平、麻雀店の元オーナー・須藤みち役に正司照枝とベテラン勢も出演する。

(C)2020「罪の声」製作委員会