青山商事は6月24日より、「洋服の青山」関西エリア4店舗にて、ネットとリアルの融合システム「デジタル・ラボ」の運用を順次開始する。
「デジタル・ラボ」は、ネットの豊富な在庫数とリアル店舗の接客サービスの双方のメリットを最大限に生かしたシステムで、店内に設置されたECサイトと連動する端末を通して、ECサイト上にある約1,000万点以上の在庫から好みの商品を選ぶことができるというもの。
利用者は、実店舗にて試着や採寸を行うため、実際の商品の色柄や着心地などを確認した上でECサイトからも購入することが可能に。ECサイトから購入した商品は自宅に配送となるため、手ぶらで帰ることができるという。
さらに、ECサイトは店在庫と連動しているため、「デジタル・ラボ」の導入店では、「洋服の青山」全795店舗にある全ての在庫を確認することが可能に。そのため、「デジタル・ラボ」導入店では、同じ色柄のスーツをサイズ別で保有する必要がなく、限られたスペースで多くの種類を陳列できるという。
今回新たに「デジタル・ラボ」が導入される店舗は、「洋服の青山」のリンクスウメダ店(大阪市北区)、心斎橋店(大阪市中央区)、京都河原町店(京都市中京区)、三宮店(神戸市中央区)の4店舗。関西エリアへの導入は初とのこと。