JR東日本が7月以降の臨時列車の運転計画について発表。夜行列車の快速「ムーンライトながら」については記載がなく、今夏の設定は見送るという。
快速「ムーンライトながら」は東海道本線東京~大垣間を往復する夜行列車で、近年は特急形電車185系を使用し、夏休み・冬休み・春休み期間を中心に運転されていた。指定席券を別途購入することで、「青春18きっぷ」などでも乗車可能だった。
昨年夏はお盆前後の17日間(下りは8月1~17日、上りは8月2~18日)にわたり運転され、その後の冬休み・春休み期間も列車が設定されていたが、今夏はJR東日本のニュースリリースをはじめ、夏の臨時列車を掲載した時刻表にも「ムーンライトながら」に関する記載がなかった。JR東日本に問い合わせたところ、新型コロナウイルス感染症の影響など諸情勢を鑑み、今夏の設定は見送るとの説明だった。