古くは1967年の『007は二度死ぬ』(ユナイテッド・アーティスツ)で登場する忍者から、最近でも2013年の『ウルヴァリン:SAMURAI』(20世紀フォックス)では単なる警備がマシンガンを持つなど、ちょっとおかしな日本が登場するのは映画ではそこまで珍しくありません。

ところが、渋澤怜 ベトナムなう(@RayShibusawa)さんが投稿したベトナムのホーチミン市郊外にある居酒屋「チルタウン」は、トンでもレベルで負けていないようです。

  • 渋澤怜 ベトナムなう(@RayShibusawa)さんが投稿した内容 ※タップで拡大

歌舞伎町や渋谷センター街をイメージして作っているようですが、どうも再現性は二の次で、あくまで雰囲気を楽しみ、写真「映え」を強く意識している場所だといいます。

ホーチミン郊外に突如現れたフェイクな居酒屋「チルタウン」行ってきました。

いろんな意味で間違いまくってるど……これ、わざとなのか? 偶然なら奇跡だぞ。

歌舞伎町や渋谷センター街を模してるっぽいけど、本気で模してはいなくて、すっごい雑でテキトー。その面白さは日本人しか味わえないはず……
(@RayShibusawa)より引用

このツイートに対して、「洋ゲーに出てくる日本の街そのまんまで草」「すんごいニンジャスレイヤー感」「ブレードランナーの世界観ありますね」「本物をリスペクトしてる感じがして好きです」「MV用に組んだセットみたい」「なんか、ゲームの世界に迷い込んだ様。」「何年か前にあったハリウッド版攻殻機動隊感がしますね」など、ギャップを楽しむコメントが多数寄せられていました。

また、「看板のごちゃごちゃ感が九龍城を彷彿とさせて凄いエモい」「所々看板の字がひっくり返ってるのとか最高すぎる………」「看板がエキサイト翻訳2,3回通した風だけど、これはこれでいいな」など、細かい部分に注目して面白味を感じる人もいるようです。

なお、渋澤怜 ベトナムなう(@RayShibusawa)さんはホーチミンに在住する、日本語教師で物書き業もしている方。今後も、ベトナムの面白いニュースを発信してくれそうです。