日本生まれの人気ゲームキャラクター“ソニック”をハリウッドで実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』(6月26日公開)より、一人全役のソニックを演じ分ける中川大志の表現力が際立つ野球シーンの本編映像が、中川の誕生日である6月14日に公開された。

  • 中川大志

故郷を離れ遠い地球にやってきたソニックが、ひょんなことから出会った保安官トム(ジェームズ・マースデン)と相棒になり、ソニックのスーパーパワーを狙うドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)の野望を阻止するため大冒険を繰り広げる本作。

このたび公開されたのは、持ち前の超速を駆使し、攻撃も守備もたった一人で全ポジションをやりきってしまう、まさにソニックにしか出来ないひとり野球のシーン。投げ打つボールを軽々と追い抜きながら、選手にとどまらず、実況も、コーチも、審判までもすべてやり遂げるソニック。たったひとりでハラハラドキドキな試合展開を繰り広げており、ワンプレーのスピード感に乗せながら、ポジションごとにまったく違った多彩な表情を見せるソニックのやんちゃな性格が発揮されるシーンだ。

ソニックの日本語吹き替えを担当した中川は、2月に行われた本作の公開アフレコイベントでこのシーンの生アフレコに挑み、「この映画でしか見られないソニックの表情がたくさんあるので、そこを丁寧に伝えたいなと、納得いくまで何テイクもやらせていただきました」とコメント。同イベントに登壇した山寺宏一も、この難易度の高いシーンを演じ切る中川に「生で一人で通してこれだけ出来るなんて、本当に、“大したもんだ”と思いました。お見事でした」と太鼓判を押した。

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