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【この記事のエキスパート】
ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子
武蔵野音楽大学出身。卒業後某大手楽器メーカーの法人部に入社。
音楽教室の運営や講師指導のサポート、店舗接客、楽器セッティングなどを担当するイベントクルーとして全国を飛び回る。また、出版部に在勤中は楽譜校正、楽譜情報誌編集の経験も。
現在はピアノ講師のかたわらフリーランスライター、校正者として活動中。プライベートでは3児の母。
保管や持ち運びに便利な「バイオリンケース」。材質や型・持ち方もさまざまあります。ここでは、バイオリンケースの選び方とおすすめ商品をご紹介。軽量なものや、温度計・湿度計が付いているものなどもピックアップしています!
バイオリンケースの選び方とは?
それでは、の基本的な選び方を見ていきましょう。
【1】使うシーンに合わせて型を選びましょう
【2】優先順位を決めて材質を選びましょう
【3】使い方に合わせてスタイルを選びましょう
【4】決め手はバイオリンの価格!
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使うシーンに合わせて型を選びましょう
バイオリンケースは大きく2つの型にわかれています。自分の使うシーンにはどちらの型が適しているのか、それぞれの特徴を紹介していきましょう。
「丸型」は持ち運びに便利
丸みを帯びた形状のバイオリンケースは、一般的に「丸型」と呼ばれています。バイオリンの形をかたどったシェイプ型や、ひょうたん型、シェル型も丸みがあるので、丸型に分類されます。ちなみに、丸くはない三角型も丸型と呼ばれています。
コンパクトなため軽量なものが多く、重たいものが苦手な方に人気があります。また、角ばっていないため、電車などの公共交通機関などでもリュックのように背負って持ち運びしやすいメリットがあります。リーズナブルなお値段で入手が可能なのもポイントです。
一方で、保管機能にはやや劣る面もあり、省スペース設計のため楽譜用スペースは外付けされる場合などがあります。
「角型」は保管にぴったり
四角い角型は、別名オブロング型とも呼ばれ、頑丈で衝撃吸収力にすぐれ、保管にすぐれている特徴があります。高価なものが多いのですが、その分長く使えます。じゅうぶんなスペースが確保できるため、フタ部分に楽譜が収納できたり、弓が複数本入ったりするケースも珍しくありません。
しかし、重量感があり丈夫な分、持ち運びには不便さがあります。そのため、車での移動やオーケストラなど楽器をまとめて運ぶときや、飛行機での空輸にも向いています。
【2】優先順位を決めて材質を選びましょう
バイオリンケースには、軽量、耐衝撃性、防水など、さまざまに特徴を持った材質が用いられています。どの要素を重視してケースを選ぶのか、優先順位ごとに詳しくみていきましょう。
リーズナブルで軽いものを重視するなら「発泡素材」
軽さや価格面での手軽さを重視するなら、内部本体に発泡素材を使用したケースを選びましょう。
発泡素材は、発泡スチロールをみるとわかるように、断熱性にすぐれており熱や寒さからある程度はバイオリンを守ってくれます。ただ、外装にナイロン生地やオックスフォード生地が使われることが多いため、耐衝撃性は低い傾向にあり、セミハードに分類されます。堅牢性を重視するなら、外装がナイロンなどではない堅い素材のものを選びましょう。
持ち運びの便利さを重視するなら「樹脂素材」
持ち運びに便利なものをと考えるなら、外装にABS樹脂やカーボン、グラスファイバーなどの樹脂加工をしたものが、軽くて丈夫なのでぴったり。形がしっかりしているので持ちやすいです。しかし、ハードな素材は耐衝撃性にすぐれている分、重くなる傾向があるので、持ち歩く距離や移動手段を踏まえて選択しましょう。
さらに、防水ジップを採用していれば雨にも強い利点があります。ただし、高級な素材を使っている分お値段も高めになっています。
品質保持を重視するなら「木製」
木のバイオリンを保管するなら、やはり木のケースがもっとも適しています。耐久性や断熱性・吸湿性にすぐれているため、温度と湿度の管理が必要なバイオリンの保管には向いています。
一方で、ハンドメイドの工房で作られることが多いため、価格はお高めです。また、重い物では3kg以上になる場合もあるため、持ち運びのしやすさを重視する場合には向かないでしょう。
【3】使い方に合わせてスタイルを選びましょう
バイオリンケースの使い方によって、型と材質を組み合わせてケースのスタイルを選びましょう。電車やバスといった公共交通機関での移動に必要なのか、車での移動の際に用いたいのか、それとも自宅での保管に使用したいのか。それぞれに適したバイオリンケースをみていきましょう。
徒歩での移動が多い人は軽量さが大切
バイオリンケースを持って徒歩で移動することが多い人は、軽量タイプで持ち運びがしやすい樹脂素材やセミハードケースが適しています。長く歩いても疲れないように、リュックのように背負って歩けるストラップがついたもの、ストラップの肩当が充実しているものを選びましょう。
さらに、雨の日でも使えるように、防水性の高い素材や、防水ジップつきのもの、別売りでカバーを購入するのもおすすめです。
車移動が多い人は頑丈なものを
車での移動が多い人なら、軽さよりも頑丈さ、保管性の高いケースを選びましょう。走行中の振動にも耐えられるよう、耐衝撃性にすぐれたカーボンやポリカーボネイト素材が向いています。カーボンやポリカーボネイトなどのハイテク素材は、汚れがついてもふきとりやすく掃除がかんたんです。
また、楽器が振動でケース内部にあたってもいたまないよう、内装がやわらかな素材のものを選ぶことも大切です。ただ、ハイテク素材は価格が高くなる傾向があるため、予算に応じて選びましょう。
飛行機移動が多い人はサイズをチェック
飛行機での移動が多い場合は、機内持ち込みできるサイズであることも大切です。手荷物預かりにしてしまうと、輸送の際に手荒に扱われてしまうリスクがあるため避けたいもの。また、温度と湿度が管理されている客室での移動が望ましいです。
機内持ち込みが可能なサイズは航空会社によって違いますので、使用することの多い路線のサイズをチェックしてから購入するようにしましょう。
保管の期間が長い人は温度計などの機能付き
保存用としてバイオリンケースを選ぶなら、木製のものが適しています。加湿器や温度計・湿度計といった保管するための数値を測る機能つきのものなら、よりよいでしょう。
しかし、木製であまりに重いものだと取りだすのが億劫になり、バイオリンケースからバイオリンを取りだす機会が減る原因にもなりかねません。バイオリンは弾いてあげるのがもっともよい保存方法ですから、自分が取り出しやすい重量のものを選びましょう。
【4】決め手はバイオリンの価格!
バイオリンの価格に見合ったケースを選ぶのも、賢明な方法です。せっかく高価なバイオリンを購入しても、温湿度管理ができないケースでは、性能がぐっと落ちてしまいます。メンテナンスもたいへんになるため、バイオリンのポテンシャルを最大限発揮することができるケースを選びましょう。
また、安価な価格のケースであっても、移動用と保管用で使い分けるのもひとつの方法です。
ピアノ講師がアドバイス
持ち運びのシチュエーションと用途に合うケースを
【エキスパートのコメント】
バイオリンのケースには、さまざまな素材、形のものが存在します。徒歩移動もしくは車移動なのか、レッスンや保管のためなのかなど用途に見合ったケースを探しましょう。実際に持っている楽器がきちんとケースにおさまるかはもちろんのこと、重量や肩あて・弓、楽譜といった付属品の収納場所などの確認も大切です。奏者の相棒としてふさわしいケースを手に入れてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)









