しゅふJOB総研(ビースタイルグループ運営)は6月1日、働く主婦を対象とした「緊急事態宣言解除」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2020年5月27～29日、調査対象はビースタイル登録者・求人媒体「しゅふJOBパート」登録者、有効回答は1,000人。

緊急事態宣言解除後にしたいこと、1位「外食」

  • 緊急事態宣言発令中と行動を変えたいことはありますか。(複数回答)

全都道府県で緊急事態宣言が解除されたことをどう思うか聞くと、「わからない」が45.1%で最多。次いで「良かった」が37.7%、「良くなかった」が17.2%と続いた。

「良かった」と回答した人からは、「経済活動をこれ以上抑えると日本経済が破綻しかねないから」(50代)、「家族みんな家にいることで、ゆっくりする場がなくどこにも出かけられないのが主婦にとってはかなりのストレス」(40代)などの声が寄せられた。

一方、「良くなかった」と答えた人の間では、「自粛疲れは確実にあるが、不安はかなりある。どこかで誰かが規制をしていてくれなければ。頭の片隅に規制を意識していないと自分にも自信がない」(50代)、「子供が幼稚園に通えるのは嬉しいけど、今の状態で解除しても、すぐに第2波がおこってしまう気がするので」(40代)といった懸念がみられた。

次に緊急事態宣言解除の賛否について、臨時休校の対象となった子供の有無別に比較すると、対象の子供がいる人では、「良かった」が36.7%、「良くなかった」が15.9%、「わからない」が47.3%。子供がいない人では、「良かった」が39.3%、「良くなかった」が19.3%、「わからない」が41.4%となった。

緊急事態宣言発令中と行動を変えたいことを尋ねると、1位「外食しに出かけたい」(43.6%)、2位「都道府県をまたいで移動したい」(36.7%)、3位「買い物に出かけたい」(36.6%)、4位「遊びに出かけたい」(28.4%)と続いた一方、5位に「コロナ禍が完全に収まるまで行動は変えない」(22.7%)が入り、コロナが終息するまで安心できないと考える人が一定数いることがわかった。