近年、急速に普及しつつある加熱式タバコ。周辺アクセサリーもいろいろとリリースされているが、今回は加熱式タバコユーザーにオススメの「車内喫煙グッズ」に注目したい。
禁煙ブームがますます拡大する状況下で、車内はいわばスモーカーにとってひとつの「聖域」である。特に加熱式タバコなら紙巻タバコと比べて車内が臭くなることもほとんどなく、そういう意味では車と加熱式タバコは実に相性がいいと言える。
そこで押さえておきたいのが、加熱式タバコのデバイスをホールドする「オールインワンスタンド」。加熱式タバコの種類によって、それぞれに最適なスタンドが存在する。さっそく順を追って見てみよう。
アイコスユーザー向けの「オールインワンスタンド」
まずは、アイコスユーザー向けの「オールインワンスタンド」。こちらは、アイコス3とアイコス3 マルチをまとめてホールドできる『アイコス3 / アイコス3 MULTI兼用スタン ド』だ。
ホールド、充電、吸殻入れの3機能を備えたスタンド型ホルダーで、なんと2つの異なるデバイスを同時にホールド可能。それでいてデザインは左右対称で、ドライバー席でも助手席でも使いやすいようこだわって設計された。
アイコス3の場合はホールドすると同時に充電を開始。スライダー機能のおかげで、片手で簡単にポケットチャージャーを出し入れできるのも嬉しい。
アイコス3 マルチをホールドする場合は、充電モードと仮置きモードの2つを選択できる。アイコス3 マルチだと充電状況の目安となるインジケーターがホールドすると隠れてしまうが、その代わりとなる確認用インジケーターがスタンド本体に設置されているので安心だ。
プルーム・エス用の「オールインワンスタンド」も含め、ここまでは株式会社カーメイトが製作したアイテムである。グロー用のものも販売されているが、それは他メーカーのアイテムで見比べてよう。
充電&吸い殻入れ機能を備えた「プルーム・エス」用ホルダー
JTの「プルーム」シリーズの看板モデルと言えば「プルーム・テック」だが、こちらはカプセル式なので吸い殻も出ず、充電頻度も少ないという特徴がある。一方、より高い吸いごたえを求め、「プルーム・エス」ユーザーも増えているが、こちらはタバコスティックを使用するため吸い殻は発生する。 また、満充電で吸える本数も10本と、充電頻度は高い。そこでオススメしたいのが、この「プルーム・エス専用ホルダー」だ。
ホルダー、充電器、吸い殻入れとして使用できるオールインワン型で、なんとプルーム・エス本体だけでなく、プルーム・エス専用たばこスティックのボックスまで置くことができる優れもの。プルーム・エスの差し込む向き縦横で変えるだけで、充電する・しないの使い分けができる。
吸殻は2箱分にあたる約40本の収容が可能で、溜まった吸い殻は、底部のキャップを開けるだけで手軽にゴミ箱へ廃棄できるのもありがたい。タンブラーのようなデザインはモダンで、マットブラックのカラーは車を選ばず馴染むはずだ。
グローユーザー向け「オールインワンスタンド」
グロー専用スタンド「ED-623」。こちらは自動車用品の製造、販売を行う「星光産業株式会社」製。グロータバコヒーターの充電とネオスティックBoxを同時にホールドでき、グローシリーズ2 ミニにも使える専用スペーサーも付属する。
こちらも充電状態の目安を示すインジケーター機能を搭載し、充電後は簡単にグロータバコヒーターを取り出せるワンプッシュボタン付き。
スタンド内の底部は斜傾型になっているので長い吸い殻もぐちゃぐちゃにならず、収まりやすい。最大で40本の吸い殻を収納できる。付属のクリーニングブラシでいつでもクリーンな状態を保てるのも便利である。
加熱式タバコの「臭い」を爽やかに変える新発想
ここまで「オールインワンスタンド」を見てきたが、最後に新発想の消臭アイテムをご紹介したい。
というのも、紙巻タバコほどではないが、加熱式タバコも最低限の臭いは発生する。特に、吸いごたえがあり、電子タバコ市場で最人気のアイコスは、そのぶん臭いも他の加熱式タバコよりも強めだ。
そこで開発されたのが、アイコスユーザー向けの車用消臭芳香剤「サイ エア フレグランスFOR アイコス」である。
従来の消臭は、タバコ並に強い香りをぶつけることでマスキングしてきたが、このアイテムは相性のいい香りを合わせることで煙の臭いを感じさせにくくする「マッチング式」を採用。フレーバーはメンソール向け、レギュラー向けなどの全3種。愛用中のヒートスティックに合わせたフレーバーを選択するといい。
使い方も非常に簡単だ。ソフトクリップでエアコン送風口に取り付けてもいいし、アイコススタンドに挿して使用することもできる。使用環境によって異なるが、香りは約30日間持続する。
臭いの少ない加熱式タバコは、スモーカーにとっても非喫煙者にとってもありがたい存在だ。最新のアクセサリーを利用し、ますます車内喫煙を快適化してみよう。