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【この記事のエキスパート】
お取り寄せ生活研究家:aiko*
お取り寄せ歴は20年以上。
料理研究家の母の影響で「食べる」楽しみや大切さを自然に学び、お取り寄せが生活の中に溶け込んだ環境で育ち、20歳過ぎから自分でもお取り寄せ生活を開始。毎日のようにお取り寄せを楽しむ日々。
自分が感じた「美味しい」、お取り寄せ生活の楽しさをひとりでも多くの友人たちに伝えたい、一緒に共有したい、という思いで、ブログ・雑誌・ラジオ・セミナーなどで活動中。
中国の代表的なお菓子である「月餅」。東京や横浜中華街には名店と呼ばれる美味しい月餅があります。この記事では、通販で手軽にお取り寄せ購入できる月餅(げっぺい)の選び方、好みの商品がわかる診断チャート、おすすめ商品を紹介。人気の中村屋や崎陽軒など有名店の商品もピックアップしています。
贈りものやお茶請けにも
中華菓子の代表「月餅」の魅力とは?
月餅(げっぺい)とは中国の代表的なお菓子であり、縁起がよいとされています。もともとお月見(中秋節)のお菓子でしたが、今では贈りものとしても重宝されています。ウーロン茶などの中国茶だけでなく、日本茶・コーヒー・紅茶にもあうのが魅力です。
中国のお菓子ですが、日本でも購入可能で、横浜中華街では、重慶飯店や華正樓、翠香園などで購入することが可能です。また東京や大阪などでは、専門店だけでなく駅ビルやコンビニ、スーパーなどでも購入できます。
独特の風味と華やかな見た目から、中国や日本だけでなく世界でも愛されています。スイーツ系からおかず系まで幅広い種類があることも、月餅の特徴です。
餡や皮の種類やサイズをチェック!
月餅の選び方
月餅にはいろいろなバリエーションがあります。餡や皮の種類がさまざまで、大きさも小さめサイズから大人数用サイズまで幅広いです。
そこで、お取り寄せ生活研究家のaiko*さんのアドバイスをもとに、月餅の選び方を紹介します。ポイントは下記の4つ。
【1】餡の種類
【2】皮の種類
【3】サイズ
【4】月餅の有名店
上記の4つのポイントをおさえると、より具体的に自分に合う月餅を選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】餡の種類で選ぶ
月餅の餡としてよく知られているのは、日本の和菓子でおなじみの小豆餡です。ほかにもたくさんの種類の餡があり、意外性のある餡が中国ではオーソドックスなことも。こちらではいくつかの餡とその特徴を解説していきます。
なじみある王道の「小豆餡」
「小豆餡」の月餅は日本人にとってなじみがある味なので、月餅を食べたことがない人にもおすすめです。そもそも中華菓子は油をきかせて作ります。しかし日本の菓子メーカー「中村屋」が、日本人向けに油をひかえめにした小豆餡の月餅を開発し、1927年に販売。その結果、小豆餡の月餅が日本で定着し、今も愛されています。
一方で、本場中国らしい油感がしっかりきいた月餅もおいしいと評判です。中華街などでは小豆を「豆沙」と書いていることが多いので、探してみてくださいね。
中国で主流は「ハスの実餡」
中国らしい月餅といえば「ハスの実餡」の月餅です。中国ではハスの実の月餅が定番です。ハスの実餡は、日本の白餡に似ていて、クセがなく上品な甘さをしています。しっとりしていてなめらかでありながら、ホクホクの食感をたのしめます。
中国らしい月餅を味わいたい人はもちろん、どなたでも食べやすい上品なお味なのでぜひ試してみてください。
中国で縁起物! 本格的な「塩漬け卵黄入り」
中国で縁起ものとして愛されているのが「塩漬け卵黄入り」月餅です。中国では縁起のよい食べものに、アヒルの卵黄の塩漬けを入れます。「蛋黄月餅」と呼ばれており、その風味も含めて愛されています。
しかし独特の風味で、餡の甘さと卵黄の塩辛さがミスマッチに感じることも。日本人の口にはあわないこともあるため注意が必要です。初挑戦の場合は、1個だけ購入して食べてみるのがおすすめです。
食べやすくて風味がよい「ナッツ入り」
月餅ははじめてという人も気軽にトライできるのが「ナッツ入り」です。ナッツの香ばしい風味と食感がたのしめるので、和菓子の餡が苦手という人もおいしく食べられます。ピーナッツ・クルミ・ゴマ・アーモンド・ヒマワリの種・カシューナッツなどから5種類が入っている「五仁月餅」が代表的で、しっかり食べごたえがあります。
ナッツ系の月餅の味は、ナッツだけの味と甘みがあるものの2種類です。甘みがあるものは、洋酒につけたレーズンやアプリコット、ハチミツなどで味つけされています。どちらの味つけでも、ナッツ入り月餅ははじめての人もおいしく食べられますよ。
好きキライが分かれる「フルーツ餡」
「フルーツ餡」はパイナップルやマンゴーを餡として使っています。フルーツ味と聞くと、食べやすそうなイメージが浮かぶかもしれません。ですが実際には好みが分かれやすいです。
日本国内のお店やメーカーのものは日本人向けに作っており、フルーティでおいしく食べられます。しかし本場中国の月餅は、香料がきついものが多く甘さも強いので万人受けしないことも。まず試してみる場合は、日本のお店・メーカーの商品をおすすめします。
「肉入り」にチャレンジするなら慎重に選ぼう
月餅の「肉入り」と聞くと肉まんのような食べものを想像しますが、甘い餡のなかに塩気のきいた肉が入っています。日本人の口にはあわないことも多いです。
ただ、日本でのイメージの月餅とは異なるサクサクの「パイ生地タイプ」の月餅なら、ミートパイ感覚で日本人もおいしく食べられる場合もあります。はじめて肉入りの月餅を選ぶときは、慎重にまず1個試してみるのがおすすめです。
【2】皮の種類で選ぶ
月餅は、皮もいろいろな種類があります。日本でよく知られたどっしりとした皮から、パイ生地・もちもち生地まで幅広いです。
ここでは4つの皮を紹介します。月餅好きな方はぜひ今まで食べたことのないタイプの月餅にもチャレンジしてみてくださいね。
きつね色で独特のもようが印象的な「広式月餅」
日本で知られている月餅がこの「広式月餅」です。広東省から南の地域の月餅で、皮は糖類と小麦粉から作られています。きつね色でツヤツヤとしており、独特の型押しもようがあしらわれています。この生地は洋菓子のような風味です。
同じ「広式月餅」でも、和菓子に近いタイプもあります。口に入れるとぽろぽろとした食感がたのしめます。このタイプは色素を入れてカラフルに仕上げた商品もあるので、写真映えしますよ。
キレイなうずまきもようのパイ生地「潮式月餅」
うずまきもようが特徴的な「潮式月餅」。広東省の月餅のひとつで、一部地域で独自に発展しました。サクサクとしたパイ生地で、その皮によく合う小豆やイモの餡が入っており洋菓子のような風味です。
色の異なるパイ生地を混ぜ合わせることでできる表面のうずまきもようが美しく、SNSにのせたくなるようなカラフルな月餅が多いです。「広式月餅」と異なり焼き型が不要なため、自宅でつくる手作り月餅としても親しまれています。
サクサクしたパイの食感がたのしい「蘇式月餅」
長江流域で広がった「蘇式月餅」もパイ生地タイプで、潮式よりも薄い皮でサクサクの食感が魅力です。西洋のパイよりも皮自体はあっさりしています。そのぶん小豆やナッツなどの餡は、ほかの月餅と比べて甘い傾向があります。
蘇式月餅は、肉を使っていても食べやすく、日本人もミートパイ感覚で食べられます。もちろん本場中国でもよく食べられている定番の味。肉入り月餅を試すならまずはこの蘇式月餅をおすすめします。
冷やして食べるもちもち食感の「冰皮月餅」
「冰皮月餅」は、見た目も食べ方もほかの月餅と異なります。米粉で作られた皮はもちもちとしており、冷やして食べるスイーツです。別名「スノースキン月餅」とも呼ばれています。餡の種類もハスの実餡・フルーツ餡・カスタードクリーム・チョコレートなど製造元によって幅広いです。
月餅のなかでは歴史が浅く、1989年に香港の「大班」というベーカリーが発売をはじめたところ、ヒットし他社も作るようになりました。今では定番のひとつです。
【3】サイズで選ぶ
月餅はサイズ展開が幅広く、日本でおなじみの片手サイズから家族みんなで食べるホールケーキのようなサイズまであります。月餅を食べるシチュエーションや食べる人数などを考えたうえで、サイズを選んでみてくださいね。
直径5〜8cmの定番サイズなら種類豊富
日本で購入しやすいサイズは、直径が5~8cmくらいの月餅です。このサイズは月餅の種類もたくさんにあるため、お好みの餡・皮の種類を選びやすいのがうれしいところ。このサイズは、ひとりで食べてもふたりでシェアしても、ちょうどよいサイズです。
小さめ5cm以下なら気軽に食べられる
5cm以下の小さめサイズなら、気軽にお試しできます。気になる月餅でこのサイズがあれば、味を試してみてください。
自分で味くらべをする用にもいいですが、贈りもの用に小ぶりサイズを詰め合わせたギフトセットもおすすめです。お茶請けとしてたのしめる一口サイズなので、誰からも喜ばれますよ。
大きめ8cm以上はシェア用にぴったり! 20cm超の特大サイズも
家族や仲間といっしょにシェアする場合は、切り分けて食べられる8cm以上の月餅がおすすめです。8cmをこえる月餅は「大月餅」と呼ばれることがあります。
中秋節の時期(9〜10月)には直径20cm以上の特大サイズの月餅が販売されることも。ホールケーキのように6等分もしくは8等分して食べるのが一般的。本場中国のように家族円満を願って、みんなで楽しんでください。ギフトとしても喜ばれますよ。
【4】有名店で選ぶ
月餅選びに困ったら、聞いたことのある店名の商品を選ぶのもひとつの方法です。ここでは、月餅を取り扱っていることで知られている有名店をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
重慶飯店|横浜中華街を中心に店舗を構える
重慶飯店は、横浜中華街・東京・名古屋・岡山などに店舗がある四川料理のお店です。とくに横浜中華街にはいくつか店舗があります。重慶飯店では「月餅饅頭」を販売していて、黒餡や黒餡のなかに黒ゴマが入ったものなどがあります。
数種類の横浜月餅が売られているので、大きさや味などを好みで選ぶことができます。贈りものとしてもいいでしょう。
聘珍樓(へいちんろう)|種類が豊富なのが魅力
聘珍樓は横浜中華街の大通りに本店がある中華料理専門店です。横浜の本店以外にも、東京や神奈川、大阪など全国に店舗を展開しています。聘珍樓の月餅は、黒ゴマ、くるみ、5種類の木の実が入った五仁、白餡などの種類があるので、バリエーションが豊かなのも魅力です。
詰め合わせも売られているので、いろいろな味を食べてみるのもいいでしょう。
崎陽軒|日本人好みにアレンジされている
崎陽軒は、シュウマイでおなじみの中華料理店です。横浜市内に店舗が多くあり、横浜中華街のなかにもお店があります。月餅の販売していて、日本人も食べやすい小ぶりなサイズとなっています。
味も日本人好みにアレンジされているので、日本茶とも相性がいいでしょう。崎陽軒はシュウマイだけでなく、月餅もおいしいお店です。
あなたに合う月餅は? タイプ別診断で発見!
あなたにぴったりの月餅はどんな商品タイプか、診断チャートで確認してみましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)