
◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
ガーデニング研究家:はたあきひろ
1967年生。兵庫県西宮市出身。1991年に大手住宅メーカーに入社し、研究所(造園研究室)、マンション事業、本社設計部などを経験。現在は独立し、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』を設立。
奈良市で草屋根の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜をつくり、自給生活を送る。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として10年間毎月出演。NHK出版WEBサイト「みんなの趣味の園芸」でブログ担当。YouTubeチャンネル「園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル」を発信。
フェイクグリーン(人工観葉植物)は、部屋のシンボルツリーになる大型タイプから置きやすい小型タイプ、人気の多肉植物までさまざまです。本記事では、フェイクグリーンの選び方やおすすめ商品をご紹介!
フェイクグリーンとは
フェイクグリーンとは、本物に似せて作られた観葉植物のことです。人工的な植物なので、水やりなど手入れの必要がなく、日当たりを気にする必要もありません。手間のかからない癒しのインテリアです。
種類も豊富で、部屋のシンボルツリーになる大型タイプから初心者でも取り入れやすい小型タイプ、人気の多肉植物など、お部屋にピッタリの商品を選ぶことができますよ。
フェイクグリーンの選び方
それでは、フェイクグリーンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】フェイクグリーンのタイプ
【2】サイズ
【3】植物の種類
【4】形状や機能面
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】フェイクグリーンのタイプをチェック
フェイクグリーンには、大きく分けて4種類のタイプがあります。
本物の観葉植物さながらの鉢植えタイプ、おしゃれに吊るして楽しめるハンギングタイプ、小ぶりで狭い場所にも置きやすいポットタイプ、壁やカーテンレールに飾れるガーランドタイプ。
それぞれの特徴をご紹介します!
▼鉢植えタイプ|お部屋のシンボルツリーに
鉢植えタイプはその名の通り、本物の樹木のように植えられている鉢植えタイプのフェイクグリーンです。存在感があるので、リビングなどにひとつおくだけで、お部屋の印象がガラリと変わりますよ。
サイズが大きいぶんスペースを取られてしまうので、設置したい場所に置いても邪魔にならないか確認しておきましょう。
▼ガーランドタイプ|飾り付けしやすい
ガーランドとは、ひも状になっているフェイクグリーンのこと。壁やカーテンレールにつけたり、小物に入れて巻きつけたりと飾りつけのレパートリーが多く、初心者でも親しみやすいのが特徴です。
枝から葉がたれて、グリーンカーテンのようになっているものから、小ぶりな葉や実がついていてかわいらしいものまで、さまざまな種類のものが販売されています。
▼ハンギングタイプ|壁につり下げて飾る
壁や窓辺に吊るして飾ることで、部屋の雰囲気を変えることができます。かわいい入れ物に入れて、壁や窓辺につり下げてたらしておくのもいいですね。
オリーブやラベンダー、ハーブなどのガーランドをつり下げればフレンチ風に、ポトスなど大きめな葉のガーランドを吊り下げればナチュラル風に、お部屋を彩ることができます。
▼ミニポットタイプ|小ぶりで置きやすい
小さめサイズの植木鉢(ミニポット)に、植えられているフェイクグリーン。テーブルの上や棚の上はもちろん、トイレやキッチン、洗面台など、日が当たりにくくリアルの植物を置きにくい場所にも置けるので、初心者でも取り入れやすいです。
フェイクグリーンを置こうと思っているけれど、なにを選べばいいのかわからない……失敗したくないと悩んでいる人は、まずは自分の好みの植物が植えられているミニポットタイプのフェイクグリーンを、ひとつ購入して飾ってみることをおすすめします。
【2】サイズをチェック
フェイクグリーンとひと口でいっても、手のひらにのるくらいの小さな置物タイプのものから、人工樹木で2mを超えるような大きなものまで種類はさまざま。
まずはフェイクグリーンを置きたいと思っている場所にどれくらいの大きさのものであれば置けるのか、周辺サイズのチェックをしておきましょう。
フェイクグリーンは、通常の観葉植物とは違い、成長することがなくサイズが変わらないためギリギリのサイズのものを置いても問題ありませんが、部屋全体の見た目バランスが崩れてしまわぬよう、その空間に適したサイズのものを選ぶのがポイントです。
【3】植物の種類をチェック
フェイクグリーンの種類には、観葉植物や、サボテン・多肉植物、ハーブや花などさまざまな種類があります。インテリアとの相性や、どんな雰囲気のお部屋にしたいかで選びましょう。
▼観葉植物
ナチュラル系のお部屋には、モンステラやアイビーのトピアリーなどが似合います。ワイルドでカッコいい感じにしたいのであれば、ヤシやバンブーなどを置くのもいいですね。
また、ユーカリやオリーブの木などは、フランス風のお部屋にもなじみます。
▼多肉植物・サボテン|どんなお部屋にもなじみやすい
ぷくっとした茎や葉が印象的な多肉やサボテンですが、トゲがついているサボテンや刃先が尖っているアガベ・アロエなどを飾れば、クールな印象になり男性でも取り入れやすいです。
反対に、ぷくっとしていて見た目がかわいい多肉を飾れば、やわらかい印象になります。
▼ハーブ・お花
ハーブやお花のフェイクグリーンは、北欧風や南フランス風のインテリアと相性がよいです。主張しすぎず、やさしげな雰囲気になるので、ナチュラルな雰囲気のお部屋にぴったり。
ユーカリやオレガノ、ラベンダーやジャスミンなどが人気です。
【4】形状や機能面をチェック
フェイクグリーンは、ただ飾って楽しめるだけでなく、それ以外の機能を持ち合わせているものも。
茎や葉の部分にワイヤーが入っていて、自由自在に動かしてアレンジできるものや、光触媒で空気をキレイになることで、消臭効果が期待できるものもあります。
▼アレンジ可能なワイヤータイプ
フェイクグリーンのなかには、茎の部分にワイヤーが入っていて、広げたり曲げたりして好きな形にアレンジできたり、よりリアルの植物のように見せられるものも。
細いワイヤーが入っているフェイクグリーンであれば、ペンチなどでかんたんに切ることもできてアレンジの幅が広がります。本物の植物ではできないアレンジができるのも、フェイクグリーンの魅力です。
▼ツヤ消し起毛タイプはよりリアルに見える!
フェイクグリーン独特の、つやつやした葉や花の感じがニガテという人もいるのではないでしょうか。そんな人は、葉や花がツヤ消ししてあるフェイクグリーンを選ぶといいですよ。ツヤがなくなることで、ニセモノ感がだいぶ薄れてリアルに見えます。
さらに、葉や茎の部分が起毛になっているとよりリアルに! 本物に近いフェイクグリーンがほしいという人は、その点もチェックしておきましょう。
▼光触媒タイプ
花や茎、葉の部分に光触媒をコーティングしているものを選べば、美しい状態が長持ちするのと同時に、部屋のキレイな空気を維持するはたらきが期待できます。
光触媒はコーティングされている面積が広ければ広いほど、キレイな空気を維持する力は大きいのですが、小さなものでもキレイな空気を維持するにはじゅうぶんです。キッチンやトイレなど、日光が当たりにくく空気をキレイにするのがむずかしい場所に置くのもいいでしょう。
エキスパートからのアドバイス
ホコリを取るハタキも一緒にそろえよう
【エキスパートのコメント】
一般的なマンションの玄関や、北向きの寝室などは日照がなく、観葉植物を育てることができません。また、日々忙しくて植物をお世話する自身がない方にもフェイクグリーンがおすすめ。
最近のフェイクグリーンは葉の照りを無くしたり、幹だけ本物の樹を使うなど、本物に近い商品になっています。
小さな葉のフェイクグリーンは葉についたホコリを拭き取りにくいので、ハタキもあわせて購入されることをおすすめしますよ。