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【この記事のエキスパート】
アロマセラピスト/アロマ空間コーディネーター:橋本 裕子
アロマテラピー K's Aroma主宰、英国IFA認定アロマセラピスト、アットアロマ株式会社認定アロマ空間コーディネーター。
子どものアレルギーがきっかけでアロマセラピストになる。
スクール講師を経て、K's Aromaを開業。
企業や学校PTA、イベント主催者などさまざまな団体からの依頼を受け、出張アロマ講座を中心に活動。
2017年からは、出張アロマ講座だけでなく、アロマ空間コーディネーターとして都内近郊各所において、都内大型オフィス空間から商業店舗に至るまで毎月40か所ほどのさまざまな空間で、アロマ空間演出を継続して行っている。
アロマ講座には、アロマセラピストとしてだけでなくアロマ空間コーディネーターとしての経験も踏まえ、オリジナリティーある内容での実施を心がけている。
この記事では、アロマディフューザーの選び方とおすすめランキングをご紹介します。おしゃれなデザインやお手入れ不要で静かな水なしタイプ、加湿機能付きなど厳選! 無印やニトリ、生活の木、高級ブランドなど、人気の商品を幅広くピックアップしました。
アロマディフューザーとは?
アロマディフューザーとは、部屋のなかにアロマオイルやフレグランスオイルの香りを超音波や空気圧などの力を使って、広げてくれる器具のこと。アロマオイルの香りを部屋全体に拡散させることで、日々の疲れを癒してくれる効果があります。
水なしで使用できるもの、水を使用し加湿器として使えるもの、おしゃれでインテリアにも一役買ってくれるものなど種類が豊富。無印良品やニトリなどの店舗で買えるほか、通販でも豊富な種類が取り揃えられています。
アロマディフューザーの選び方
ここからは、アロマディフューザーの選び方を詳しく解説していきます。
【1】ディフューザーの種類から選ぶ
アロマディフューザーには大きくわけて4タイプあります。それぞれの種類のメリット・デメリットを参考に、ぴったりのものを選んでいきましょう。
ネブライザー式(噴霧式)|水なしで濃い香りが楽しめる
ネブライザー式(噴霧式)はアロマオイルのボトル(精油瓶)を本体にセットし、水や熱などを使わずに空気圧によってアロマオイルを直接ミスト化して拡散する方式です。
香りが水で薄まらないので、広い場所で使いたい場合や、強い香りが好みの人にはぴったりです。また水を使わないのでお手入れがかんたんなのも特徴。
一方で、アロマオイルをそのまま拡散するため消費が早く、コスパがあまりよくない点がデメリットです。
超音波式|香りのミストを素早く広げる
超音波式アロマディフューザーは、水とアロマオイルを超音波でミスト化して、香りをすばやく拡散させるタイプです。香り方はほんのりとしており、ミストが部屋中に広がるので加湿効果も期待できます。
しかし、水を使うためカビや雑菌の繁殖が懸念されます。使用前にお手入れ方法を確認して、清潔に使いましょう。
加熱式|火の熱で香りを拡散する
アロマポットやアロマランプとも呼ばれるのが加熱式アロマディフューザーです。キャンドルの火や光から発せられる熱のパワーで、穏やかに香りが広がっていくのが特徴です。
しかし火や熱を使うタイプなので、火災の原因とならないよう充分に注意が必要です。
気化式|リードディフューザーなど電源不要で手軽に使える
水や熱を使わず置くだけなのが気化式のアロマディフューザー。代表的な商品は、アロマオイルが入った瓶にスティックを挿す「リードディフューザー」です。
使用期間が長持ちする商品が多く、取り換えの手間も省けるので、忙しい方にもピッタリ。しかし香りの拡散はゆったりなので、トイレや玄関など小さめの空間に使用するといいでしょう。
【2】香りの拡散範囲をチェック
アロマディフューザーは種類によって拡散範囲が異なるので、使用する部屋の広さを確認しましょう。超音波式なら広くて8畳まで、噴霧式なら広いもので60畳まで対応している商品があります。
ただし、使用する部屋の空調環境も拡散範囲にとって重要な要素。窓やドアの位置、人の流れなど、空気の流れ方もチェックしておきましょう。
【3】香りの持続時間も確認する
種類により持続時間は異なります。超音波アロマディフューザーは、約3時間から5時間程度です。
噴霧式アロマディフューザーはアロマオイルの量により持続時間が異なります。使う場所や時間にもよりますが持続時間は長めのものを選ぶと都度アロマを足さなくて済みます。
【4】アロマ以外の機能もチェック
アロマディフューザーにもタイマー機能や加湿機能などが付属しているタイプがあります。生活に便利な機能も合わせてチェックしてみましょう。
タイマー機能・空焚き防止機能|就寝時におすすめ
稼働中に大きな音や熱を発さないため、外出前やその場を離れるときに消し忘れてしまう方もいるでしょう。消し忘れを防ぎたい方は、タイマー機能を搭載したアロマディフューザーがおすすめ。商品により仕様は異なりますが、数時間おきにタイマーをセットできるものがあります。
空焚き防止機能があれば、水が無くなると自動で電源オフしてくれるので安心です。
加湿機能|寝室やデスク周りの加湿効果も期待できる
加湿機能をもった、加湿器としても使えるアロマディフューザーもあります。乾燥する季節、ベッドサイドに置いておけば、乾燥を防ぎながらいい匂いを楽しめます。
ただし加湿範囲としてはそこまで広くないものが多く、部屋全体の加湿には向きません。寝室やデスク周りなど、限られたスペースで使用するようにしましょう。
LEDライト|部屋の雰囲気をアップ
LEDライトの色が自動的に変わるタイプは、薄暗い部屋で香りとともに眺めているだけでリラックスできるでしょう。また、寝る前にゆったりと読書をするときの間接照明としても使えます。
夜目が疲れているときには部屋の明かりを暗くしてディフューザーだけの明かりで過ごすと心身ともに癒されるでしょう。
コードレス|持ち運びに便利
電源のない場所や出先に持ち運ぶ時は、コードレスのタイプが便利です。持ち運ぶのが前提なので、倒れても水がこぼれることがない「噴霧式(水なしで使えるタイプ)」が便利ですよ。
【5】お手入れのしやすさをチェック
超音波式のアロマディフューザーは常温なので雑菌が繁殖しやすく、特に注意が必要。おしゃれなデザインのモデルが多いですが、いくら見た目がおしゃれでも、菌やカビの発生は避けたいものです。
定期的にタンクやフィルターなどの洗浄を行うことが必要なので、掃除がしやすいデザインを選ぶのも重要です。
【6】おしゃれなデザインも注目
アロマディフューザーはおしゃれな商品も多く、インテリアの一部としても楽しむことができます。
たとえばナチュラルな木目調のディフューザーは、温もりを感じさせる空間に溶け込みやすく、リビングやベッドルームをより心地よい場所に変えてくれます。一方で、シンプルで洗練された空間には、洗練された白や黒、メタリックな素材感のディフューザーが、スタイリッシュなアクセントとして存在感を発揮するでしょう。
また従来の箱形や円形だけでなく、なかには抽象的なアート作品のようなデザインのものも登場しています。
アロマ空間コーディネーターからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
「使用の目的」を明確にして選ぶのがポイント
空間に香りを拡散させるアロマディフューザー。最近は種類も多くなり、どれを選ぼうか悩んでしまう方も多いのではないかと思います。まずは香りを拡散させたい「空間の広さ」「使用の目的」を明確にして探すのがおすすめです。
これがぶれてしまうと、継続して使用するのが面倒になる場合も。最近はデザイン性が高く、香りの拡散も優秀なものが多くあります。使用目的を明確にして、機器の機能を把握してから、自分にあったものを選んでみてくださいね。