新型コロナウイルスが猛威を振るう中、自宅待機になったり働く時間が減ったりして収入が思うように見込めず、先行きが不安になっている方は多いかと思います。また、政府の支援策が発表されても、条件や金額が二転三転しているものもあり、支援策を待つよりも何かしら行動を起こしていかないと自分自身の身や生活は守れません。

健康な体を維持することはもちろん大事ですが、やはり先立つものは必要です。減ったお金を補うには副業という方法があります。副業とは、本業とは別に収入を得ることです。会社によっては副業が禁止されている場合もあるので、まずは副業が禁止されているか、副業規定を確認しましょう。副業が可能であったとしても同業他社はNGといった規約があることもあるので、しっかりと確認して本業に支障が出ないようにする配慮も必要です。

不要不急の外出および3つの密「換気の悪い密閉空間」「人が密集する場所」「密接した近距離での会話」を避ける必要がある現状で、外で働くこと自体がリスクとなるため、自宅でできる副業が望ましいでしょう。

現在はインターネットを通じて家にいながらにして、いろいろなチャネルへアクセスすることができる時代です。つまり、パソコンやタブレット、スマホを使うことで、副業がしやすい時代とも言えるのです。インターネットを使った副業の例をご紹介します。

投資運用も副業のうち

サラリーマン大家さんのように、サラリーマンをしながら賃貸物件を所有して、賃料収入を得ることも副業と言えるでしょう。他にも株やFXといった投資運用も副業になります。投資運用は、最初にある程度まとまったお金が必要なことと、値下がりリスクを伴うものなので、十分理解したうえで投資をするようにしましょう。当然ですが、うまい話をあなただけに教えてくれるはずはありません。

クラウドソーシングで仕事を見つける

クラウドソーシングとは、不特定多数の人にアイディアやサービスなどさまざまな業務を委託するものです。インターネット上でやりとりをするので、出勤をする必要がなく、空いた時間にできるのも魅力です。簡単な入力作業から専門的な知識を要求されるものまで、業務内容はさまざまです。報酬とスキルと時間と相談しながら依頼を受けるとよいでしょう。

自分の作品を売る

趣味で作ったアクセサリーやバッグや服などを売って副業をする方法があります。自分でHPを開設して商品を売る方法のほか、フリマアプリやハンドメイド作品を専門に扱うサイトで販売する方法があります。専門のサイトを利用することで、より多くの人に見てもらえるチャンスが出ますが、販売手数料がかかる点に注意をしましょう。人気作家としてファンが付くことで、安定的な収入が見込めるようになる反面、同じように出品している人も多いため、出品してすぐに収入にはつながらない可能性もあります。

趣味や経験を生かす

趣味で始めた占いも極めれば、占い師として悩める人たちの道しるべになれるかもしれません。または「カウンセリングの仕事をしていた経験がある」「家庭教師の経験がある」「得意が語学があり、教えることができる」「イラストを描くのが得意」「人の恋愛相談や愚痴を聞くのが得意」など、自分の経験や得意なことを売ることができるスキルマーケットサービスがあります。自分の経験や特技、趣味を自宅にいながらにしてお金にすることもできるでしょう。

コツコツと頑張れるなら

すぐにお金に直結はしませんが、「ポイントサイトでクリックをしてポイントを稼ぐ」「アンケートサイトでアンケートに答えて報酬をもらう」「自分で撮った写真を写真販売サイトで売る」「自分でブログを開設して、広告リンクバナーといったアフィリエイトを貼る」など、すぐには収入にはならなくても、いつかは換金できるくらいのポイントを目指して隙間時間にコツコツとクリックしたり、アップロードしたりする方法もあります。

ただし、副業で得た収入によっては、確定申告をする必要もあります。スマホでもe-Taxを利用して確定申告ができるようになりました。申告にはマイナンバーカードがあると簡単ですので、まだ発行していない場合は、あらかじめ作っておくことをおすすめします。

また、副業をするにあたって注意することは、登録料や受講料、高価な商品を購入するといった副業商法もあるので、初期投資などにお金がかかるものは避けて通ったほうが安全です。