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【この記事のエキスパート】
クリンネスト・整理収納アドバイザー・調理師:佐倉 玖弥
家事の課題解決へ一歩踏み出す暮らしライター。
学生時代に、和裁・洋裁・料理など、家庭経営一般をみっちり学ぶ。
その中で、家事のおもしろさに気付き、暮らしを楽しくする資格を取得。
掃除、片付け、洗濯、料理、ガーデニングなど、日々の雑多な家事のお悩み解決のためのノウハウを執筆している。
目指すゴールは「楽してきちんと快適に!」
入園・入学準備の名入れ、ユニフォームのゼッケン作成などがかんたんにできるアイロンプリントシート(熱転写シート)。本記事では、生活用品ライターの佐倉玖弥さんへの取材をもとに、タイプ別にアイロンプリントシートの選び方、プロが厳選したおすすめの商品をご紹介します。
アイロンプリントシートの種類
アイロンプリントシールには、転写シートとラバーシートの2種類あり、それぞれ特徴と使い方が異なります。
【転写シート】特徴・使い方
転写シートは、スマホやパソコンでデザインした写真やイラストを、転写シートに印刷し、あて布をしてアイロンをかければ完成です。
アイロンで圧着したらすぐに台紙をはがし、クッキングシートを重ねて再度アイロンプレスすれば布地へのなじみがよくなるだけでなく、強度も増します。アイロンの温度やプレス時間、はがすタイミングは商品によって異なるため、圧着条件をチェックしましょう。
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【ラバーシート】特徴・使い方
ラバーシートは、シートそのものを接着させるため、布地の色を問わず使えるのが魅力。また、色数も豊富でゴールドやラメ、蛍光色をはじめ、撥水用や発泡仕上げなど、質感も豊富に展開しています。ハサミやカッターで自分の好きな形に切って圧着するため、デザインが自由自在です。
熱いうちに台紙をはがす転写シートと異なり、圧着後はしっかり冷めてから台紙をはがします。
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転写シートの選び方
手軽にオリジナル商品がつくれるのが魅力の転写シートとラバーシート。まずは、「転写シート」タイプのアイロンプリントシートの選び方をチェックしていきましょう。生活用品ライター・佐倉玖弥さんのアドバイスをもとに、転写シートの選び方をご紹介します。ポイントは下記の6つ。
【1】布地の色に合わせる
【2】布地の素材に合わせる
【3】サイズを選ぶ
【4】質感で選ぶ
【5】家庭用プリンターに対応
【6】アプリやソフトでデザインできるものを
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】布地の色に合わせて選ぼう
転写シートは濃色用と淡色用があり、布地の色に合わせて使い分けが必要です。それぞれの特徴をご紹介します。
濃色用は布地の色が透けない
濃色用の転写シートは布地が透けず、印刷した発色のまま転写が可能なため、黒や赤など濃い色の布地に向いています。デザインのまわりに余白が残っていると、デザインのまわりに白色が残ってしまうため、デザインぎりぎりでカットするとキレイに仕上がります。
カットしないと転写シートの形状のまま貼りつけることになるため、キレイに仕上がりません。カットしやすい円形や四角形などのシンプルなデザインに向いています。
淡色用は余白部分が透明
淡色用の転写シートは糊加工を施した面にプリントするので余白部分に色がついていません。そのため、白や淡い色の布地に使用してもデザインのまわりが白く目立たず、よりキレイな仕上がりになります。ただし、デザインのまわりに薄く糊がついているように見えるため、圧着前にデザインの周囲を5mmほど残してカットしておくとよりキレイに仕上がります。
細かいデザインほどカットのテクニックが必要です。デザインカッターなどをうまく活用するといいでしょう。
【2】布地の素材に合わせて選ぶ
アイロンプリントシートはアイロンでプレスして仕上げるため、アイロンの熱に対応できる素材か確認する必要があります。
綿や綿混紡の布地なら、高温接着が可能です。しかし、スポーツウェアに使われているようなナイロン生地などの化繊は熱に弱いため、高温では溶けてしまいます。化繊にアイロンプリントシートを使用したい場合は、低温接着が可能な「化繊用」と記載されている商品を選びましょう。
【3】目的に合ったサイズを選ぶ
アイロンプリントシートはメーカーによってサイズが異なります。広い面に接着するなら大きなサイズを、体操着などの名入れやTシャツのワンポイントとして使うなら、ハガキくらいの小さいサイズを選ぶと余白部分をカットする手間が省けます。
デザインそのもののサイズに悩んだら、普通紙にプリントしたものをカットして、実際にテープで貼ってみましょう。転写したいアイテムに適したデザインのサイズだけではなく、転写位置もイメージしやすくなります。
【4】仕上がりの質感で選ぶ
転写シートの仕上がりの質感で選んでみるのもいいでしょう。自動車のライトなどに反射する再帰性反射のシートは、夜のイベント用ウェアにもぴったりです。子どもの安全を考えて、バッグやTシャツに貼ってもいいでしょう。
また、シートが起毛しているフロッキーアイロンプリントシートは、やわらかい印象で見た目がかわいいので、入園・入学グッズにもおすすめです。商品ごとの仕上がりの質感に着目して選んでみてください。
【5】家庭用プリンターに対応しているかチェック
転写シートを印刷するプリンターには、インクジェットとレーザーがあります。どのプリンターに対応しているか確認することが大切です。
また、プリンターのインクもチェックしましょう。プリンターに使うインクは染料インクと顔料インクの2種類があり、アイロンプリントシートに向いているのは耐水性にすぐれた顔料インクです。染料インクは水に弱いため、アイロンプリントシートには向いていません。
【6】アプリやソフトでデザインできるものを選ぶ
転写シートに好きなデザインを印刷するとき、デザイン系のソフトを持っている人やデザインが作れる人はスムーズに作れるでしょう。一方、デザイン系のソフトを持っていない人やデザインが作れない人は、アプリやソフトを活用しましょう。インターネット環境が必要ですが、テンプレートから好きなデザインを選んで印刷するだけなのでかんたんです。
アプリやソフトを扱える環境とプリンターがないときは、メールオーダーを活用しましょう!お好きなサイズや色、書体を選べるので便利です。
ラバーシートの選び方
つぎに、デザインの自由度が魅力の「ラバーシート」のアイロンプリントシートの選び方をチェックしていきましょう。生活用品ライター・佐倉玖弥さんのアドバイスをもとに、ラバーシートの選び方をご紹介します。ポイントは下記の2つ。
【1】化繊には再昇華防止タイプ
【2】仕上がりの質感を選ぶ
こちらもぜひチェックしてみてください。
【1】化繊には再昇華防止タイプを選ぶ
化繊にラバーシートを使うときは、再昇華防止タイプを選びましょう。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維にもアイロンプリントシートは使えますが、化繊は熱によって熱転写した部分に、生地のインクが移行してしまう性質があります。布地の色が透けて見えるため、柄の布地に使用するとデザインがキレイに映えません。
再昇華防止タイプでない場合、熱圧着後はキレイでも時間が経つと色が出てくることもあります。キレイに仕上げたいなら再昇華防止タイプがおすすめです!
【2】用途に合わせて仕上がりの質感を選ぶ
ラバーシートは発色のよさが魅力です。イベントユニフォームなど数回しか着用しない場合は、ラメや蛍光色を選んでもいいでしょう。表面が起毛しているフロッキータイプのラバーシートは、布地の色の影響を受けないため、ロゴデザインにぴったりです。
また、メーカーによっては重ね貼りが可能なシートもあります。質感の異なるシートを組み合わせても楽しいです。
生活用品ライターがアドバイス
【エキスパートのコメント】
自宅のプリンターで印刷できるアイロンプリントシートは、字体や、デザインを好みで作れます。子どもと一緒に選びながら作っていくのも楽しい作業になります。
失敗を防ぐポイントをひとつ紹介します。反転させるタイプのプリントシートに印刷する場合は、いきなり印刷するのではなく、一枚は普通の紙に印刷してみましょう。反転が正しいか確認してから、シートに印刷し、アイロンがけしてみてください。









