Netflix&FOD配信の人気リアリティーショー『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』に出演し、“テラハ史上No.1美女”として名を馳せたモデルでタレントのNiki(丹羽仁希)。彼女がついにMBSドラマ特区『ピーナッツバターサンドウィッチ』(4月2日スタート、毎週木曜24:59~ほか)で、連続ドラマ初出演を果たす。

ミツコ氏の同名漫画を原作に、矢作穂香と伊藤健太郎がダブル主演を務める本作。矢作たちが演じるのは、政府が運営する謎の組織「ピーナッツバターサンドウィッチーズ」のメンバーで、個性豊かな4人の婚活女子をサポートしていく。Nikiが演じるのは、婚活女子4人の内の1人で、玉の輿しか狙っていない社長秘書・松岡茜役。演技に初挑戦したNikiを直撃し、仕事や恋愛観について赤裸々に語ってもらった。

  • Niki

    『ピーナッツバターサンドウィッチ』で連続ドラマ初出演を果たすNiki

――今回、連ドラ初出演、演技初挑戦となりましたが、決まったときはどういう気持ちでしたか?

まず、驚きました。演技は初めてだったので、いきなり決まってヤバイ! と思いました。以前からチャンスがあればやってみたいと思っていたので、今回、参加させていただくことになり、すごくうれしかったです。

――脚本を読まれてどんな感想を持ちましたか?

面白いストーリーだなと思いました。みんな、パンチのきいた恋愛観を持っていますが、ある意味リアルで、実際にありそうな話だと思いました。

――演じた茜役は、どんなキャラクターですか?

とにかくステータス好き、お金持ちの人が好き、華やかなものが好きな女子。だから、お金を持っていそうな人とご飯に行きますし、プライドも高いキャラですが、どこか影のある女の子です。

――茜の魅力と、ご自身との共通点についても聞かせてください。

余裕がある女性で、そういうところは好きですね。共通点は、なかなか好きな人と出会えない感じや、恋愛に対して素直になれない点です。『テラハ』の時も、結局最後まで、なかなか動けなかったので、そういう部分は似ているのかなと思います。

――実際に撮影に入ってみて、いかがでしたか?

まず、テストをやってから、本番を撮るということで、1から全部、監督が説明してくれました。何もかもわからなくて、緊張も不安もありましたが、全部が新鮮だったので、刺激を受けました。朝イチから夜までずっと撮影でしたが、こんなに1つのシーンに対して時間をかけて撮るのかと驚きました。

――監督からは、どんなリクエストが入りましたか?

台詞の抑揚のつけ方が難しくて、どうしても棒読みになっちゃうので、そこが難しかったのですが、監督から「本当にそういうふうに思い、そのまま台詞を言ったらいいんだよ」と言われて「なるほど」と思いましたが、やっぱり苦労しました。

――プレッシャーなどはなかったですか?

初めての演技だから、自信はなかったのですが、プレッシャーを感じたとしても、自分がやることは変わらないので、あまり考えないようにしよう、というスタンスでした。カメラに対しては何も感じないです。逆に、普段以上にカメラ目線をしないので、よけいに気にならなかったのですが、演技は本当に難しいなと思いました。

――他の婚活女子役を堀田茜さん、瀧本美織さん、筧美和子さんが演じていますが、ファミレスで女子トークをするシーンはいかがでしたか?

みなさんの演技力の高さにも驚き、めちゃめちゃ刺激を受けました。「用意、アクション」と言われるまで、わちゃわちゃお話をしていても、本番となると、みなさん、急に切り替わるんです。私はその時、目の前でテレビの画面を観ているような気分になりました。

――今回、初めて演技をやってみて、女優業の面白さは感じましたか?

何もかもが新しくて、勉強になりましたし、共演者のみなさんについては、すごいなと毎日感じています。自分はまだ演技に慣れてないのですが、やってみて新鮮だし、みんなで何かを作っていくのが楽しいなと思えるようにはなってきました。めちゃくちゃ難しいとも思いましたが、それで悩むということはありませんでした。また、演じるという表現が、これからのモデル撮影での表現にもつながっていくんじゃないかなとは思いましたし、すごくいい経験ができています。