サーベイリサーチセンターは4月2日、全国47都道府県に住む20歳以上の男女に対するインターネットリサーチモニターを対象に実施した「新型コロナウイルス感染症に関する国民アンケート」より「自分への感染不安と購買行動・日常行動の態様について」と題した第二報を公表した。
自分が新型コロナウイルス感染症に感染する不安について、強い不安を感じているのは30代が31.6%、60代以上が18.7%と、若い年代が多い。ただし、20代の21.1%は不安を感じておらず、60代以上の16.0%に比べ5%程度ではあるが懸念度が低いという結果となった。
新型コロナウイルス感染症を知ってからの日用品の購入状況についてみると、普段より多めに買う意向のある人が多いのは「マスク」が最も回答割合が高く、32.1%となっている。以下、「アルコール消毒液」24.0%、除菌・抗菌用品(スプレー、シートなど)」 22.7%、「トイレットペーパー」16.8% 、「ティッシュ」13.9%と続いた。
自身の感染の不安が強い人は、あらゆる商品の買い増し意向が強く、特にマスク、アルコール消毒液、除菌・抗菌用品については約4割の人が通常よりも多めに購入する意向を示している。一方、自身の感染の不安を感じていない人は、マスクでも買い増し意向があるのは約2割となっている。