お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、29日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、漫画家・きくちゆうき氏がツイッターで連載していた4コママンガ『100日後に死ぬワニ』の炎上騒動について私見を述べた。
同作はワニの気ままな日常を描き、毎回最後には死ぬまでの日数が「あと○日」とカウントダウンされる内容。次第に世間の注目が集まり、20日についに最終回を迎えたが、その直後に映画化やグッズ化などが発表されると、ネット上では炎上状態となった。
このことについて淳は、「僕は応援していた作品。これが違う形で知らなかった人に届くという仕掛けがあったわけじゃないですか。僕は好意的に見ていたんですけど」と明かし、その“仕掛け”がネット上で叩かれていたことについて「理解ができなかったです」と正直な感想を伝えた。
また、「電通案件」と噂されたことについては、「すべてのことは大手広告代理店が裏で仕切ってるじゃないですか」としつつ、「それでいいと思う。『100日後に死ぬワニ』だって、エンターテインメントなので、より多くのたくさんの人に届けられて作品が認められる」と指摘。
「仕掛け方が、今までずっと応援してくれた人に対しての余韻を与えなかったというのは発表のタイミングをミスっているとは思う」と落ち度があったと分析する一方、「でも、そんなに『やいのやいの』言うことかな。“101日目の人間”が一番怖い」と吐露した。
そして、電通が「プロジェクトの仕掛け人ではない」と否定していることに触れ、「電通の人だったら、もっとしっかりと仕掛けます」と断言する淳。「『いつ死ぬか分からない。1日1日を大切にしましょう』というメッセージじゃないですか? だから、101日目に非難した人って、明日いつ死ぬか分からない状況の中で最期そんな思いになっていいの? 非難している人は何も学んでない」と投げ掛け、「明日死ぬかもしれないから、今を大切に生きようと思います」と自らに言い聞かせていた。