アクトインディは3月26日、運営する情報サイト『いこーよ』にて実施した「習い事に関するアンケート」の結果を発表した。調査は2月3日~3月2日、小学生以下の子を持つ全国の保護者873名(男性23%、女性77%)を対象にインターネットで行われた。
現在、どんな習い事に子どもが通っているかを質問したところ、今回も「水泳」が1位を獲得。次いで「学習塾・公文」、「ピアノ・エレクトーン」、「英語」、「体操」、「書道、習字」、「サッカー」と続いた。
一般的に習い事は数年は続けることが多いため、調査を実施した4年間で順位に大きな変化は見られず、水泳が4年連続1位となったが、それぞれの割合の推移をみると、その多くが増えたり減ったりしている中で、「書道、習字」については年々増加傾向に。
水泳を習わせようと思った理由については、「何かの時に命を守る術となるから。スポーツの習い事の中でも服の洗濯が楽で、野球のように係がなく保護者の負担も少ないから」「自分が泳げないから。体力作りになると聞いて」「ぜんそく持ちだったので、心肺機能を向上させたかったため」「泳ぐことを自分ではなかなか教えられないから」「学校での授業だけでは泳げないから」「水難に備えて」といった声が多く聞かれた。
また、年齢別に習い事をしているかどうかをみると、「1歳」(20%)で5人に1人が習い事をしており、「3歳」(25%)では4人に1人に。そして、5歳以上になるとその割合は約7割から9割となり、「12歳」では85%に達した。
さらに、習い事の掛け持ち割合について調べると、4~6歳で50%、7~9歳で60%、10~12歳で65%となり、高学年になるほど複数の習い事を掛け持ちする傾向がうかがえた。