俳優の遠藤憲一が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(4月14日スタート、毎週火曜21:00～)に出演することが決まった。

  • (左から)細田善彦、遠藤憲一、斉藤由貴、西郷輝彦＝カンテレ提供

両親を自殺に追いやった運送会社社長への復しゅうを誓った双子の兄弟(玉木宏、高橋一生)を描いたサスペンス作品の同作。遠藤が演じるのは、竜一と竜二の復讐相手となる霧島源平だ。

霧島は、弱肉強食を地でいく強引な手法で、広島の小さな運送会社を全国規模の大企業へと育て上げたワンマン社長。復しゅう相手となる強欲な社長という久々の悪役を演じることについては、「『もう1回やりたいなあ』と常に思っていました」と心境を語る。その上で、「最近は自分でも『ウソだろ!?』って思うくらい小学生が慕ってくれるようになりましたが、まず子供たちがドン引きするだろうなあ(笑)」と、近年の出演作でのイメージが定着した子供たちへの影響を予想。

それでも、「それが役者の醍醐味(だいごみ)ですからね」と続け、さまざまな役柄を演じることができることへの役者としての喜びを語った。「初回が終わった時に嫌われまくって、もう悪役しか来なくなっちゃったりして…(苦笑)」と冗談交じりに語る遠藤だったが、「精いっぱい悪に徹して嫌われるように頑張ります!」と意気込みを見せている。

ほかにも、復しゅう劇のキーパーソンとなる個性豊かな登場人物として、西郷輝彦、斉藤由貴、細田善彦の出演が決定。西郷は、政財界とつながり、裏社会で圧倒的な力を持つ巨大ヤクザ組織の会長・曽根村始。斉藤は、遠藤演じる源平の妻・霧島芙有子。細田は、源平と芙有子の長男で、キリシマ急便の社員・霧島晃を演じる。