お金に関する情報メディア「マネ会」(CyberOwl運営)は3月4日、「社会人1年目の貯金に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査時期は2020年2月、有効回答は18歳以上の1,011人。
社会人1年目の貯金額、「10万円~30万円未満」が最多
社会人1年目から貯金をしていたか尋ねたところ、全体の12.8%が「しなかった」と回答。男女別にみると、男性17.3%、女性8.6%と、女性の2倍以上の割合の男性が貯金をしていなかったことがわかった。
社会人1年目の貯金額を聞くと、「10万円~30万円未満」が最も多く約25%。次いで「30万円~50万円未満」(約2割弱)、「10万円未満」(約1割半超)、「なし」(約1割半弱)と続いたほか、1年目の終わりの時点で既に100万円以上の貯金があったという人も8.1%いた。
社会人1年目の貯金額を男女別にみた場合、貯金額が高額になるにつれ女性の割合が高くなる傾向がみられた。社会人1年目の時点で30万円以上貯金していた人に限ってみると、男性38.3%、女性49.9%と、男性より女性の方が10ポイント以上多い結果となった。
今回の調査では、社会人1年目から貯金をしていた割合は女性の方が男性より約2倍も高かったほか、貯金額で比較しても女性の方が高いことが明らかになった。同査では、「男性よりも女性のほうが若いときから堅実に貯蓄ができている」と分析している。