現在放送中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)の新たな出演者発表&スタジオ取材会が19日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の長谷川博己とともに、新キャストのユースケ・サンタマリア、間宮祥太朗、本郷奏多、安藤政信が出席。長谷川は、演じる明智光秀は“受け身”の存在だと言い、新キャスト4人へ「ぜひ存分にやっていただきたい。遠慮はいらないので。僕はそれをしっかりと受け止めたいと思います」とメッセージを送った。

  • 『麒麟がくる』

    左から安藤政信、間宮祥太朗、長谷川博己、ユースケ・サンタマリア、本郷奏多

5月中旬から主な舞台が美濃から越前へと移り、光秀の新たな物語が展開していく。このたび新たなキャストとして、朝倉義景役にユースケ・サンタマリア、明智左馬助役に間宮祥太朗、近衛前久役に本郷奏多、柴田勝家役に安藤政信が決定した。4人とも今回が大河初出演となる。

主人公・明智光秀役の長谷川は「いま20話あたりを撮っていまして、美濃を逃れ、越前で耐え忍ぶところにきている。ここまで演じてきて明智光秀は受け身で、耐え忍ぶ役だなとすごく感じています。そういう風に思いながらも、翻弄されながら自分でもコントロールしていってるんではないかなと最近感じ始めているところです」と光秀の印象をコメント。

新キャストを迎え、「個性の強い方々と、これからどんどん作品自体も心理戦という形になっていくと思うんですけど、みなさんと楽しくそういう姿を作っていければなと思っています。明智が明智光秀たらしめたものはなにか、きっとこのあたりからお見せしていけると思います」と意気込みを語った。

また、大河初出演の4人へのアドバイスを求められると、「アドバイスなんて僕はできる身分ではないんですけど、あまり気負うことなく存分にやられたらいいと思います。ガチガチっと固めることもなく自分でやりたいなって思うことをやっていただきたい」とメッセージ。

「明智光秀は主演でありながらも、受けの存在。周りの方が存在を出して攻めてくださることを受けて、違う人に渡していく、そういうことができる立場だと思っています。だからぜひ存分にやっていただきたい。遠慮はいらないので。僕はそれをしっかりと受け止めたいと思います」と座長として力強い言葉を送った。

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