LINEのグループ会社であり、LINEの仮想通貨事業及びブロックチェーン関連事業を展開するLVCは1月30日、両社の傘下であるシンガポールのLINE TECH PLUS PTE(以下、LTP)が発行する仮想通貨「LINK」を、日本国内における新規取扱銘柄として、2020年4月以降に取り扱いを開始する予定と発表した。

LINK通貨コードは「LN」

  • LINKトップページ(出典:LINK Webサイト)

LINKは、日米を除くグローバル向け仮想通貨交換所「BITBOX」において、2018年10月16日より取り扱いを開始していた。この度、LVCは新規取扱いに向けシステム開発の準備に着手。2020年4月以降にLINKの国内向け仮想通貨取引サービス「BITMAX」において、取り扱いを開始する予定という。通貨コードは「LN」。正確な日程および取り扱い等の詳細は、決定次第発表する。

BITMAXは、LINEアプリ上の「LINEウォレット」タブからアクセスできる仮想通貨取引サービス。LINEアカウントを持つ日本在住の満20歳以上かつ満75歳未満のユーザーが対象で、取り扱い仮想通貨(2020年1月30日時点)は、「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「リップル(XRP)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」「ライトコイン(LTC)」の5種類。

同サービスへの登録は無料だが、日本円の入出金、仮想通貨の出庫には、所定の手数料が発生する。また、仮想通貨の売買には手数料は発生せず、スプレッド(買値と売値の差)が発生する。