第2弾キービジュアル

講談社「アフタヌーン」にて連載中の、『無限の住人』の沙村広明が描く、北海道札幌市を舞台にした予測不能な無軌道ストーリー『波よ聞いてくれ』がTVアニメとなって2020年4月よりMBS/TBS/BS-TBS“アニメイズム”枠、HBCにて放送されることが決定した。

さらに、MRS(藻岩山ラジオ局)のスタッフ、パーソナリティが描かれた第2弾キービジュアルが公開され、公式サイトもリニューアルされた。

本作のアニメ化にあたり、監督を南川達馬、シリーズ構成を米村正二、キャラクターデザインを横田拓己、アニメーション制作をサンライズが担当する。

また、主題歌情報も公開され、オープニングテーマは作品の舞台となる北海道札幌市で結成されたtacicaによる「aranami」、エンディングテーマは遥海による「Pride」に決定。

◎オープニングテーマ担当:tacicaのコメント
沙村広明の作品が好き。残酷さの中に美しさや信念がどの作品にも確実に存在するから。が、“波よ聞いてくれ”は少し違う。それはより現実的だし、より語り掛けるし、何より人が死なない、なのに斬って斬って斬りまくる。その新しさは僕らのこれからに重ねずにいられなかった。aranamiはより作品の事と、より僕ら自身の事に向き合った曲になった。

  • tacica

◎エンディングテーマ担当:遥海のコメント
主人公『鼓田ミナレ』が自分と重なって、共感する部分がたくさんありました。 私もラジオのパーソナリティをやっているので、想像力を膨らませて話すミナレにいつのまにか違う世界を見せてもらっている気分になって憧れます。エンディングの『Pride』ですが、失敗と痛みを恐れず、何回転んでもちゃんと立ち上がる気持ちを持つ大切さがきちんと伝わるように、『ミナレ』の心情を思い描きながら大事に歌いました。

  • 遥海

●TVアニメ『波よ聞いてくれ』登場キャラクター

さらに、追加キャラクターとしてミナレと同じアパートに住む「沖進次」のキャラクタービジュアルおよび声を担当する内山昂輝からのコメントも公開されている。

■沖進次 cv. 内山昂輝
「許してくれ律子ォォォオ!!」
ミナレが暮らすアパートの住人で、一見すると物静かな常識人。しかし自室のあちこちに盛り塩をしたり、夜な夜な女性の名前を叫ぶなど、何やらアヤシイ過去を匂わせる存在。
◎内山昂輝のコメント
私が演じる沖進次というキャラクターは、主人公の鼓田ミナレと同じアパートに住んでいる人です。性格は物静かだけど、少し癖のある人物です。あとはもう何を言ってもネタバレになりそうなので、沖さんについてはアニメで確かめてください。原作が面白かったので、出演できて嬉しいです。小ネタ満載で言葉数の多いこの原作をどう映像化しているのか、作中のラジオ番組がどう表現されるかなど、アニメの見どころはたくさんあると思うので、ぜひご覧ください。

  • 沖進次

  • 内山昂輝

そして、札幌では3月5日よりAIR-G’(FM北海道)にてラジオ番組『波よ聞いてくれ〜Wave,Listen to me!〜』のオンエアが決定。TVアニメの放送に先駆けて、パーソナリティを鼓田ミナレ役の杉山里穂が担当し、レギュラー番組がスタートするので、こちらもあわせてチェックしておきたい。

TVアニメ『波よ聞いてくれ』は、2020年4月よりMBS/TBS/BS-TBS“アニメイズム”枠、HBCにて放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局