お笑い芸人のアキラ100%が、きょう11日にスタートする日本テレビ系ドラマ『トップナイフ ―天才脳外科医の条件―』(毎週土曜22:00~)で、地上波ドラマで初めてのレギュラー出演を果たす。

アキラ100%=日本テレビ提供

常に完璧を求められ、手術はすべて成功して当たり前という脳外科医たちが、それぞれに抱える秘密と爆弾をめぐる群像劇の同作。アキラ100%は、救命医・織田直人役として出演する。

これまで『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS)、『G線上のあなたと私』(同)など、ドラマにゲスト出演し、19年公開の映画映画『こはく』では準主役も務めたアキラ100%。実は20年前、俳優を志して芸能事務所に所属し、椎名桔平の付き人兼運転手をしていた。

しかし、運転が下手で、ほかのこともうまくできず、わずか2カ月で置き手紙を残して逃亡。17年に放送されたバラエティ番組『行列のできる法律相談所』で、そのことを告白すると、椎名から「あのとき役者を目指していた君が、その後、目指す夢を変えて、世に出るまで20年。よく頑張ったね」と手紙が寄せられた。

『トップナイフ』には、その椎名が脳神経外科医・黒岩健吾役で出演しており、2人は撮影現場で約20年ぶりに再会。椎名は自身のインスタグラムで、「役者志望で私の現場にアシスタントとして学びに来ていたんだね、1か月程。それから芸人さんの世界を経て連ドラデビュー。大したものデス。その記念作品で共演するとは嬉しいなぁ~^_^」と感慨深くコメントしている。