漫画家の久保ミツロウ、エッセイストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインによるトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブVOL.26』が15日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで開催。俳優の千葉雄大をゲストに迎えて行われた夜公演は、今年最後の同ライブをまさかの涙で幕を閉じた。
年が明けて1月1日午前2:45~5:00(12月31日26:45~29:00)に放送される「あけましてこじらせナイト寿SP」の収録となっているこのライブは、千葉とヒャダインによる仲良し2人旅「千葉ヒャダこじらせ男子旅」の模様を中心に展開。第5弾となる今回は台湾を舞台に、ヒャダインが千葉をおもてなしするという趣旨で敢行された。
しかし到着早々、アルコールの入った千葉が絶好調の一方、ヒャダインが体調不良に見舞われるという事態に。天候も大荒れで、バス移動の車中が目立つ構成となったが、「どこに連れて行かれるのか不安がる観光客」「すがる女」などのミニコントで、狭い空間でもワチャワチャ大盛り上がりだ。そんな中で、千葉が大好きだったという女優と、影響を受けたという懐かしのバラエティ番組が明らかになる。
宿泊は、高級ホテル・マンダリンオリエンタル台北でVIP待遇。スイートルームにテンション最高潮となった千葉はバスルームで、90年代に細川ふみえがCMで披露した伝説のバスタブダンスを再現するほどで、能町に「千葉くん、お正月からこんなの見せていいんですかね(笑)」と心配されてしまった。
この旅での千葉は、終始絶好調。食事でお酒も入った状況のVTRを見ても記憶にない本人は「見たくない…」「めっちゃしゃべってましたね…」と反省続きだが、久保は「千葉さんの魅力また爆発したっていう記録が残った」と絶賛。ヒャダインも「そうですよね。千葉さんの見たことのない顔が…」と同調したが、千葉は「僕も見たことないです(笑)」と恐縮しきりだった。
そんな流れで迎えたエンディングでは、今年の出演者たちが熱唱するこじらせソング「WE ARE THE ひとり」のVTRを見て、スタジオ全体が笑いと感慨の入り混じった雰囲気に。
最後は、番組でおなじみの「とびない旅館」(青森・むつ市)主人・飛内源一郎さんからの手紙を千葉が読むことになったが、その温かい文章に冒頭から涙で声を詰まらせ、つられた久保も涙が止まらなかった。
前述のとおり、この模様は年明け直後の「あけましてこじらせナイト寿SP」で放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。
また、次回のライブは1月19日に行われ、夜公演にはアンガールズの田中卓志が登場。その次のライブは2月22日に開催され、夜公演に槇原敬之が出演する。